いま世論の風が香西咲さんに向かってやさしく吹いています。悪徳事務所のやつらはヴェニスの商人のシャイロックと同じです

(2014年8月16日人権は国境を越えて-弁護士伊藤和子のダイアリー「AV出演を強要される被害が続出~ 女子大生が続々食い物になっています。安易に勧誘にのらず早めに相談を」より引用。)

Kさんが20歳になると、X社はいよいよ、AVの撮影を強要してきました。
Kさんが「嫌だ」というと今度は「ここでやめれば違約金は100万円」と脅され、泣く泣く1本だけAV出演させられました(AVの撮影・製造は他社であり、X社から派遣されました)。
そこで行われた撮影は本当にひどいもので数人の男性との性行為を強要されて、Kさんは心身共に傷つき体調も大変悪くなりました。
いよいよKさんは、「もうこれで終わりにしてほしい」と勇気を出して申し出ましたが、X社は、もう「違約金は1000万円にのぼる」と脅して拒絶(撮影前から撮影後、わずかの間に、100万円の違約金が1000万円にはねあがったわけです)。

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(2016年5月18日Business Journal「騙されAV出演し残虐的撮影、自殺や病気の被害が蔓延…契約解除させず何回も新作出演」より引用。 )
※注 改行を施してあります。)

E子は、20歳になった時に知人からグラビアモデルの事務所を紹介すると言われ、X社の面接に行き、専属モデルになることが決まった。
AVの話は一切出なかった。
その後、作品に出ることが決まり、撮影開始直前にAVであることを知らされた。
E子は拒否したが、キャンセルすれば高額の違約金が発生するといわれたため、応じざるを得なかった

そして、X社は「次の仕事も決まっている」と言い、「現場に来なければ大学や実家まで迎えに行く」「違約金を支払えないなら親に請求する」などと脅し、AV出演を強要した。

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これを読んだとき、シェイクスピアが16世紀に著した「ヴェニスの商人」を思い出しました。
つぎのようなストーリーです。
アントーニオが、ユダヤ人のシャイロックから金を借りることにしました。
シャイロックが条件をだします。
もしも期日までに返済することができなければ、違約金を支払ってもらうと。
先ほど本棚を探したら、「シェイクスピア物語」がありました。
著者は、小田島雄志さんです。
岩波ジュニア新書からでています。
たしか、高校生ぐらいのときに購入しました。
小田島雄志さんは、シェイクスピアの研究者として著名なかたです。
訳も格調高いです。
「ヴェニスの商人」のつづきは、久しぶりに開いたこの書物のなかから引用させていただきます。

(引用)
「その違約金のことだがね」とシャイロックは言った。
(中略。)
「(略)、証文に記されたとおりの期限までにお返し願えないときは、違約金がわりにあんたのからだの肉をきっかり1ポンドいただく、ってのはどうだろう、それも、おれの好きな場所から切りとっていい、ってことにして。」

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借金をしたアントーニオは、約束の日までに返済することができませんでした。
シャイロックは裁判に訴えます。

(引用)
ポーシャ(裁判官)は、法をまげることはできない、とアントーニオにナイフを受ける覚悟をするよう命じた。
シャイロックは驚喜して叫んだ、「ああ、りっぱな裁判官様だ! 公明正大な裁判官様だ!」
ポーシャ(裁判官)は、「肉をはかる秤は用意しているか?」と尋ねた。
「ここにもっております」とシャイロックは答えた。
「シャイロック、おまえの費用で医者を呼んでおけ、傷口の手当をしないと出血のため死ぬかもしれない。」
「そんなことが証文に書いてありましたかな。」
「書いてはない、だがそれくらいのなさけをかけてやるのは当然の話だろう。」
「見あたりませんな、証文のどこにもそんな話は。」
アントーニオは死ぬ覚悟を定め、バッサーニオ(友人)と最後の握手を交わした。
ポーシャ(裁判官)はついに判決を申し渡した、「その商人の肉1ポンドはおまえのものである。当法廷がそれを認め、国法がそれを与える。」
シャイロックは、「博学な裁判官様だ!」と叫んだ。
「待て、あわてるな」とポーシャ(裁判官)はたしなめた。
「この証文によれば」とポーシャ(裁判官)は続けた、「血は一滴もおまえに与えていない、ここに明記されているのは、肉1ポンドだけだ。したがって、証文どおり、肉1ポンドを受け取るがいい、だが切りとるときに、もしキリスト教徒の血を一滴でも流せば、おまえの土地財産はすべて、ヴェニスの国法にしたがい、国庫に没収される。そう心得るがいい。」

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(再掲。ヴェニスの商人より。)

証文に記されたとおりの期限までにお返し願えないときは、違約金がわりにあんたのからだの肉をきっかり1ポンドいただく。」

悪徳事務所のやつらがやっていることは、シャイロックと同じです。

(再掲。人権は国境を越えて-弁護士伊藤和子のダイアリーより。)

Kさんが「嫌だ」というと今度は『ここでやめれば違約金は100万円』と脅され、泣く泣く1本だけAV出演させられました。

(再掲。Business Journalより。)

その後、作品に出ることが決まり、撮影開始直前にAVであることを知らされた。
E子は拒否したが、キャンセルすれば高額の違約金が発生するといわれたため、応じざるを得なかった。

何度よんでも、怒りが込みあげてきます。
このことにつきましては、昨日のブログでも言及しました。
伊藤和子弁護士によりますと、
「出演の前日までにキャンセルをすれば、違約金は発生しないというような裁判例も出ています」(クローズアップ現代+より引用)
とのことです。
また、具体的な方法につきましては、別の文章のなかで詳述されています。
明晰です。
当該箇所を引用させていただきます。

(2015年10月1日Yahoo!ニュース「AV違約金訴訟・意に反して出演する義務ないとし請求棄却。被害から逃れる・被害をなくすため今必要なこと」より、引用。)

判例。2015年9月9日>

アダルトビデオへの出演は、原告が指定する男性と性行為等をすることを内容とするものであるから、出演者である被告の意に反してこれに従事させることが許されない性質のものといえる。
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(伊藤和子弁護士)

マネージャーとのやりとりをLine(ライン)でしている場合、Lineに「AVはいやです。やりたくありません」と書いて送れば、「本人の意に反していた」ことの証明になる。簡単にできる。
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そして、事務所のホームページで住所を調べてFAX郵送解除の意思表示をすれば、翌日から撮影現場に行く必要はない。
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Lineをつかえば簡単に、シャイロック(悪徳事務所)の謀略から逃れることができる。
脱帽です。
犯罪に巻きこまれている女性はすぐに実施してほしいものです。
このように感嘆しているぼくですが、Lineがどのようなものかは熟知しておりません。
スマホをもっていませんので。
ただ、ほとんどの女性はスマホを所持しているでしょうから、一刻も早くシャイロック(悪徳事務所)とのつながりを断ち切ることを切望します。

香西咲さんのツイッター(2016年7月13日)より、引用。

契約書を縦に止めさせてもくれない、
かと言って事務所に居続けたら、
V撮影と性接待(勿論金銭のやり取りなし)に都合良く使われて青木亮に飼い殺しになる…
本気で死にたかった。
あの頃の私はトラックに突っ込んで欲しかった。

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香西咲さんのツイッター(2016年6月12日)より、引用。

私が前に事務所問題でトラブった事があるのは皆様ご存知かと思います。
実はその時に弁護士10人弱訪問してるんです。霞ヶ関含めて。
でも殆どの弁護士の先生に『立証しにくい』と言われ、あからさまに嫌な顔されて門前払いされました。
現実ってこんなものなんだな?って悟って腹を括った訳です。

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現在、出演強要問題が社会の関心事となっております。
世論のあたたかい風は被害者側に向かって吹いています。

(再掲)
でも殆どの弁護士の先生に『立証しにくい』と言われ、あからさまに嫌な顔されて門前払いされました。

香西咲さんのときにはまだ、風が吹いていませんでした。
このときの香西咲さんの絶望感を思うと、やりきれなさが、体中にひろがります。
いまは違います。
背中にやさしい風を感じているはずです。
香西咲さんの明るい未来の到来を願っております。
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2016年7月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016月7月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016月7月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016月7月29日 香西咲さんのインタビュー記事が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
 --出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは
 A氏 当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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