香西咲さんへの一服の清涼剤 ~宮崎学さんのラディカルな人生訓

以前にも、このブログでふれたことがあります。
宮崎学さんという行動派の作家がいます。
多作です。
読了感が爽快なので、ぼくは過去に何冊か購入したことがあります。
先ほど本棚を確認しましたら、この1冊しかみあたりませんでした。

 幻冬舎刊「敗者復活―リストラ社員の大逆襲」(宮崎学 設楽清嗣 共著)

宮崎学さんのプロフィールはつぎのとおりです。
宮崎学オフィシャルサイトより引用。)

1945年、京都府生まれ。
早稲田大学法学部中退。
1945年、京都・伏見のヤクザ、寺村組組長の父と博徒の娘である母の間に生まれる。
早稲田大学在学中は学生運動に没頭し、共産党系ゲバルト部隊隊長として名を馳せる。
『週刊現代』(講談社)記者を経て、家業の解体業を兄とともに継ぐが倒産。
その後、 グリコ・森永事件では「キツネ目の男」に擬され、重要参考人Mとして警察にマークされるが、事件は2000年2月13日に時効を迎え真相は闇に消えた。
1996年10月、自身の半生を綴った『突破者』(南風社、幻冬舎アウトロー文庫)で、作家デビューした。(略。)
近年は、警察の腐敗追及やアウトローの世界を主なテーマにした執筆活動を続けている。

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これをよみますと、面妖な(あやしい)人物、との印象を受けます。
実相はリベラルです。
川田龍平さんという参議院議員(2007年~現在)がいます。
ご存じのとおり、血友病治療のために投薬された輸入血液製剤によって、エイズウィルスに感染したかたです。
長きにわたり、その被害を訴えつづけてきました。
母親は、川田悦子さんです。
悦子さんは、龍平さんが国会議員になる前に、一時期、衆議院議員(2000年~2003年)をされていたことがあります。
出馬のさい、悦子さんには、地盤(応援する組織)がありませんでした。
当選が危ぶまれていました。
劣勢にもかかわらず、精力的に支援をつづけたのが、宮崎学さんです。

それでは、「敗者復活―リストラ社員の大逆襲」のなかから、宮崎さんの論説をご紹介させていただきます。
ラディカルです。

(幻冬舎刊「敗者復活―リストラ社員の大逆襲」(宮崎学 設楽清嗣 共著)から引用。)

(前略。)
ある男が、あるヤクザから借金をしていた。
借金をしていたのはある程度大物のヤクザだった。
貸した組の若い衆が取り立てに来た。
しかし、返す金はない。
(中略。)
そのとき、借りていたヤクザはどうしたか。
取り立ての若い衆が来たとき、時間はすでに夜だった。
彼はこう言った。

「あんま(マッサージ師。あんまはかつて盲人の業だった)は呼んどらんぞ」
若い衆はいきがって、夜なのにサングラスをかけていた。
勢い込んで入っていって、いきなりこれだ。
たった一言で出鼻をくじかれた。
ガクッときて帰ってしまった。
不利なときにはまず先制攻撃である。
一発かますのが原則だ

取り立てに行く場合は逆をいく。
理は取り立てるほうにある。
そのときは「すいませんが」と下手に入る。
サングラスをかけて肩をいからせて入ったりしてはいけないのだ。
これは取り立ての鉄則であると同時に、ケンカの鉄則でもある。
もし威圧的に出て、向こうが「なんだ、コラッ」となって手の一つでも上げたら、借金の取り立ては無理だ。
貸した金がパーになる。
これは修羅場の鉄則である。
(後略。)

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 上述は、宮崎さんが知人から聞いた武勇伝とのことです。

(幻冬舎刊「敗者復活―リストラ社員の大逆襲」(宮崎学 設楽清嗣 共著)から引用。)

金銭解決か復讐かというのは気持ちの問題である。
気持ちからいえば、それは復讐のほうがいいだろう。
バキュームカーで突っ込んでもいいし、社長を殺してもいいだろう。
その瞬間はさぞスッキリするだろう。
金銭解決では、解決後もまだ気持ちが残る。
心の底のほうに彿々としたものを残しながら、差し当たっての解決として、今の社会のシステムの中では金銭で解決するしかない。
(略。)
感情にまかせるなら、殴る蹴るをやっちまえばいい。
私は、カネで解決することと、気持ちで解決することを峻別している。
くだらないことはカネで解決できる。
私はそう思っている。
(中略。)
金銭解決もまた復讐なのだ。
しかも、相手にとっていちばんわかりやすい復讐の形だ。
払いたくもないカネを払うことは相手も傷つくのだ。
一千万円には一千万円分の誇りがある。

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宮崎さんは、自分の手で復讐をするのか、それとも司法の裁きに委ねるのか、という観点で論じられているのだろうと思います。
金銭解決はその一例です。
司法の裁きも多岐です。
金銭で償わせるのもあれば、加害者を牢屋に入れるというのもあります。
両方が兼ね備わればベストです。

(幻冬舎刊「敗者復活―リストラ社員の大逆襲」(宮崎学 設楽清嗣 共著)から引用。)

捨て身になったときに道が開かれることは多い
何かに執着がある場合は、どうしてもそれにとらわれて腰が引ける。
(中略。)
世の中のしがらみの中でうまくやれる方法を考えると、のたうち回って、結局は傷口を広げてしまう。
(後略。)

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「捨て身になったときに道が開かれることは多い」
至言です。
振り返ってみますと、ぼく自身もそうでした。

(幻冬舎刊「敗者復活―リストラ社員の大逆襲」(宮崎学 設楽清嗣 共著)から引用。)

(前略。)
今の若い人には自分が傷つくことに対する過剰な恐怖感がある。
傷つくといっても、いろんな傷つき方があるのだろうが。
インターネットのホームページで匿名だととんでもなく過激な意見を発表する
匿名ならば右翼とでも革マルとだって闘ってしまう。
匿名で絶対安全なところにいると思っているから、キーボードをカチャカチャやるわけだ。
ところが、彼らは自分の顔を出すとか本名を出すことをものすごく恐れている。
だから、絶対に出てこない

彼らは何かにつけて「傷ついた」と言いたがる。
(略。)
そもそも人間は傷つくために生きているのだ
傷つくのがいやなら、とっとと死ねばいいのである。
(略。)
生きていれば傷くらいつく。
傷つくことが生きていくことなんだ
ところが傷つくことに怯えている人は、私がこういうことをいうと、
「そういうことは傷ついたことのない人にはわからない」
などとくだらないことをほざいたりする。
すぐ被害者になりたがる。
虫けらである。

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時折、ネットで、愚かしい落書きを目にすることがあります。
まあ、それを書いているやつらは皆、宮崎さんがいう「虫けら」なのでしょう。
世の中にとって、何ら役に立たない輩(やから)です。
「とっとと死ねばいいのである」
まさにそのとおりです。

「そもそも人間は傷つくために生きているのだ」
「傷つくことが生きていくことなんだ」
シンパシー(共感)を覚えます。

以上、宮崎学さんのラディカルな意見をご紹介しました。
一服の清涼剤となったでしょうか。
ラディカルとは一般的に、過激、という意味でとらえられています。
実はもうひとつ、根本的、という趣意もあります。
宮崎学さんの考えかたは、過激なのか、それとも根本的なのか。
どうお感じになられたでしょうか。

宮崎さんは、契約行為、についても、独創的なことを書かれています。
長くなりましたので、こちらにつきましては明日のブログへまわさせていただきます。

ヘルスプレスというサイトが、香西咲さんについてふれています。
 「AV出演強要問題のキーワードは「洗脳」! カルト宗教にも通じるその手法とは?」(2016年8月9日)
洗脳に関する一般論も記されています。
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2016年7月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016月7月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016月7月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016月7月29日 香西咲さんのインタビュー記事が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
 --出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは
 A氏 当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
 私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
 だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

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