香西咲さんを悲しませた某ライターのブログ記事を読んでみました

7月18日(月曜日)のことです。
ぼくは1年半ぶりに、香西咲さんのツイッターを訪問していました。
出演強要の件が知りたかったので、とりあえず今年の5月のツイートまで遡及しました。
途中、つぎのような書き込みに目が止まりました。

香西咲さんのTwitter(2016年7月16日)より、引用。
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自称AVライターの記事。結局何が言いたいの?趣旨はどこ?(後略。)
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気になりましたが、一瞥したあとすぐに、先のツイートへ進みました。
ぼくには、買ってそのままにしてある週刊文春と対峙するという難事が控えています。
目の前の二冊には、香西咲さんの特集記事が掲載されています。
ぼくはツイッターのなかの出演強要に関する文章に焦点を絞って追いました。
それがおわると、香西咲さんのブログのリンクをクリックしました。
「決断」と書かれたタイトルの文章を耽読させていただきました。
嘆息してから、週刊文春を開きました。
読了後の衝戟(しょうげき。激しい動揺の意味)もあって、先のライターの件は忘失していました。
最近になって、あのときの記憶が喚(よ)び起こされましたので、そのライターさんの記事を検めて(あらためて。チェックしての意味)みました。

筆者はライターアケミンさんといいます。
平易な文章です。
ブログですので、わざと文章をくずして書いているのでしょうか。
饒舌な文体と相俟って、女性が快活におはなしをされている様子がつたわってきます。
読了しました。
ぼくは、連歌(れんが)を眺めているような気分となりました。
連歌とは、数百の短歌を文字鎖のように連ねたものです。
つまり、各々(おのおの)の事柄に対して、結論がありません。
このかたの文章もそうです。
帰結をせずに、その都度、自分の頭に浮かんだ事象を散漫につなげているとの印象をうけました。
そのため、ぼくには、諒解する(事情を汲んで承知する)自信がありません。
まあ、それでも、自分なりになんとか判読してみたいと思います。

このかたはまず、週刊文春に掲載された香西咲さんの悲嘆について、つぎのように述べています。
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この記事だけでは、香西咲さんがいっていることが本当なのかどうかはわからない。
相手の事務所側の言い分もきちんと紹介すべきである。

香西咲さんのデビュー作に関する批評をみた。
それを読む限り、週刊文春に書かれているような強要は感じられない。

香西咲さんたちのような女優には、そもそも、人格(自律的意志を有し、自己決定的であるところの個人との意味)というものが存在しない。
商品なのだから、よけいなことはいわず、従順に奉仕をすればよい。

このような感じでしょうか。
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強要の記述につきましては、つぎのように解釈しました。
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ライターアケミンさんは、ブログのなかで、ある現役の女優さんの実例を紹介しています。
この女性は、現在の職業につく前に、逡巡していたそうです。
女優になるか否かで。
そのときに、親から、マスカッツみたいな活動をしたらいいんじゃない、と何気なくいわれたといいます。
その後、この女性は、親に背中を押されるようなかたちで、女優となりました。
筆者にいわせれば、これも強要だそうです。

つまりライターアケミンさんは、こういいたいのかもしれません。
強要などというものは、日常の生活のなかに、ごく自然と存在している、と。
この女優さんはのちに、後悔の念をあらわしたそうです。
これに対して、ライターアケミンさんは、こういいます。

いまは女優として活躍しているわけだから、だまされたということにはならないでしょう、と。

香西咲さんがいまこうして輝いていられるのは、当時の事務所がこの世界に入ることを勧めてくれたからです、とでもいいたいのでしょうか。
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洗脳に関して、ライターアケミンさんは、自己暗示等もこれに含まれるとおっしゃいます。
大きな仕事をなしとげるためには、自分自身を鼓舞させないと、途中で挫折してしまう。
そうなると、本人も事務所側もおたがいに不幸になってしまうといいます。
ライターアケミンさんは、香西咲さんがいう「洗脳」は、自己暗示や、自身に対する鼓舞の一種であった、と考えておられるのでしょうか。
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このかたの職業はライターのようです。
ライターといえば、一見聞こえがよいですが、実情は芳しくないようです。
その仕事だけでは食べていけずに、いろいろな職をかけもちしているかたも多いと聞きます。
もちろん、このかたがどのような境遇にあるのかは存じませんが。

検索をしてみましたところ、ある「まとめサイト」にこのかたのことが書かれていました。
真偽のほどはわかりませんので、昨日のかたと同様に、ライターアケミンさんのツイッターを訪問してみました。

<ライターアケミンさん(2016年6月12日)>
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朝の地震といい、いろいろ揺れるけどシッカリしよう。

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いろいろ揺れる
前後のツイートを確認しました。
どうやらつぎのことを指しておられるようです。
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「産経ニュース」2016年6月12日版より引用。)

 大手AVプロダクション元社長ら逮捕 女性「出演強要された」 労働者派遣法違反容疑

経営していた芸能事務所に所属していた女性を、実際の性行為を含むアダルトビデオ(AV)の撮影に派遣したとして、警視庁が11日、労働者派遣法違反容疑で、大手AVプロダクション「マークスジャパン」(東京都渋谷区)の40代の元社長ら同社の男3人を逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かった。
女性が「AV出演を強いられた」と警視庁に相談して発覚した。

逮捕容疑は平成25年9月ごろ、マークス社に所属する女性を、みだらな行為を含む撮影のためAVメーカーに派遣したとしている。
複数の女性が類似の相談をしており、メーカー側も女性が嫌がっていることを知った上で撮影していたとみられる。

警視庁はマークス社やグループの「ファイブプロモーション」(同)を家宅捜索。
メーカーの「CA」(港区)、「ピエロ」(練馬区)も捜索した。

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朝日新聞は、この事件の続報をつたえています。
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朝日新聞2016年6月13日版より引用。)

 女性をAVに出演させた疑い プロダクション社長逮捕

アダルトビデオ(AV)の撮影のために所属女優を派遣したのは違法だとして、警視庁は、芸能プロダクション「マークスジャパン」(東京都渋谷区)の元社長村山典秀容疑者(49)=世田谷区代沢3丁目=ら3人を、労働者派遣法違反(有害業務就労目的派遣)などの疑いで逮捕し、13日発表した。
保安課によると、ほかに逮捕されたのは同社社長古指隆士容疑者(50)=世田谷区宮坂2丁目=と男性社員(34)。
3人は2013年9月30日と10月1日の両日、同社に所属する20代の女性をAV制作会社に派遣し、公衆道徳上の有害業務にあたるAVに出演させた疑いがある。
同課は3人の認否を明らかにしていない。
女性は09年ごろ、「グラビアモデルの仕事ができる」と説明を受け、タレントとしてマークス社と契約。
その後にAVに出演する契約書にも署名したが、同社に契約解除を求めても、「親に請求書を送る」などと解除に応じてもらえなかったという。
女性から昨年12月に相談を受けていた警視庁は今年5月下旬、同社AV制作会社を捜索。
女性の相談内容などから、労働者派遣法が禁じる有害業務への派遣にあたると特定したという。

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ふたたび、ライターアケミンさんのツイートを引用させていただきます。

<ライターアケミンさん(2016年6月12日)>
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 ~初美沙希 (さきっぽ)さんへの返信~
@saki_hatsumi さきっぽありがとう。いろいろ代弁してくれてる。今日は私も泣いたよ。
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本当にね、悔しい気持ちでいっぱいです。
今日は一日中、ただシッカリしないとってなんども言い聞かせてる。
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昨日は本当に諸々ショックで悔しくて早々にふて寝してしまったけど、起きて色んな女優さんのツイートを見て心励まされた。
ヘタなこと言えないけどそもそもAV強要するような事務所にあんなに多くのモデルは所属しないし、300本以上やって今更強要とかありえないってこと…かな
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西加奈子さんの「サラバ」でお姉さんが言った「あなたの信じるものを他の人に決めさせてはいけないわ」という言葉を繰り返し心で念じてる。
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こういうと大げさかもですが、自分の信じていたものが真っ向から否定されるような報道ってやっぱり傷つくんですよ。もちろんこれに始まったことじゃないですが。
ただ世間の見方ってこうなんだなーとかそういうのも無視できないよね、と。…(完全独り言)

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この報道がされたとき、ぼくは見出ししかみていませんでしたが、国民は快哉(かいさい。ああ愉快だと思うこと、胸がすくことの意味)を叫んだと思います。
ライターアケミンさんは、これとはちょっと違うお考えをおもちのようです。
上述のツイートだけでは判断がつきかねます。
悪徳事務所の洗脳、強要につきまして、ライターアケミンさんはどのようなお考えをおもちなのでしょうか。
ぜひ、そのあたりをブログやツイッターなどでお書きになってほしいものです。

はなしは変わります。
今夜(20時12分)、毎日新聞のWebサイトに、A氏(青木亮)のインタビュー記事がアップされました。
酷い内容です。
とくにこれは。

(引用)
--出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?

A氏 当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。

目を疑いました。
読み直しました。
つまり、青木は、これまではきちんとやっていなかった、ということを公の場で明言したのです。
ついうっかりと口をすべらせたのでしょうが、これは今後、大問題になると思います。
聞き上手の毎日新聞の記者に拍手喝采です。
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2016年7月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016月7月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016月7月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016月7月29日 香西咲さんのインタビュー記事が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
香西咲さんのツイッター
(香西咲さんの重要ツイート ~2016年7月18日)
私だって綺麗にリセット出来るならAVデビュー前の私に戻りたい。
だけど変えられない現状踏まえて立て直したのが今の形。(後略。)

(明日のブログへつづく)



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