香西咲さんには、ジャンヌ=ダルクになってほしくない

香西咲さんのTwitter(2016年7月25日)より、引用。

実は私もクローズアップ現代+の取材依頼来て結局相手方から断られました。
出演強要されたのに業界を擁護している事で番組としての落とし所がつかなかったと言う理由らしいけど…
数分の尺でまとまる程単純な理由じゃないから今苦しんでるんですよ

だから今日の放送でどんな取り上げ方をされるのか?私も興味深いです。
クローズアップ現代+

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(再掲)
出演強要されたのに業界を擁護している事で番組としての落とし所がつかなかったと言う理由らしいけど…

週刊文春の記事やツイートを読めばわかるとおり、香西咲さんの所論は瞭然(りょうぜん。あきらかで疑うところがないという意味)としています。

香西咲さんのTwitter(2016年5月28日)より、引用。

私はグレーと言われがちなこのAV業界から白を生み出す自信がある。
だから最初こそ騙されてAVデビューさせられましたが、独立しても今尚こうして続けています。
今は辛抱の期間。
もう少しで時代が変わる!

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香西咲さんのTwitter(2016年7月7日)より、引用。

仰る通りです。
業界に対して恨みしかなかったら私もとっとと去って終わる所でした。
私は業界に対する愛があります、本気で改善に取り組みたい、だから実名報道を選びました。

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NHKの制作のひとたちは、香西咲さんに対して、より旗幟鮮明(きしせんめい。態度・主義・主張などがはっきりしていることの意味)なものを求めていたのかもしれません。
たとえば、ジャンヌ=ダルクのように、颯爽と戦地へ赴く姿を。

ここで、ジャンヌ=ダルクについてふれてみたいと思います。

1339年から1453年にかけて、フランスとイギリスの間で戦争がおきました。
百年戦争です。
戦争の主たるきっかけは、フランスの王位継承問題でした。
簡単にいいますと、つぎの王はだれがなるかです。
それまでフランスを発展させてきたカペー家ですが、やがて血筋が途絶えます。
カペー朝の断絶です。
このあと、ヴァロワ家のフィリップ6世が、フランス王に即位しました。
これに反対したのが、イギリス王のエドワード3世です。
エドワード3世の母親は、フランスのカペー家出身です。
つまり、イギリス王の自分も、カペー家の血を引いています。
そこで、
「王位継承権があるのは私だ」
と主張して、フランスへ進軍したのです。

この戦争は、イギリス側の優勢のうちに進みました。
フランスは陥落寸前の状況まで追いやられます。

このとき、登場するのが、ジャンヌ=ダルクです。
ドン=レミ村という田舎で、羊飼いをしていました。
当時17歳でした。
1429年の2月に、神の声が聞こえたといいます。
「王のもとへゆけ。フランスを救え」
と。
ジャンヌ=ダルクは、フランス王子のシャルルがいるオルレアンへ向かいます。
オルレアンは、フランスの最後の拠点でした。
ジャンヌ=ダルクは、面会した王子に訴えます。
「神は私に戦えといわれました」
と。
熱意にうたれた王子は、ジャンヌ=ダルクを総司令官に任命しました。
ジャンヌ=ダルクは勇猛果敢に戦い、イギリス軍を退けます。
やがて、オルレアンを解放することに成功しました。
このあとフランス軍は、重要な拠点を次々と奪還していきます。

ジャンヌ=ダルクはいつも、旗をかかげて、先頭にたって進みました。
あるときは、相手の矢が自分の首に刺さりました。
それでも、ひるまずに戦いました。
1430年5月23日のコンピエーニュの戦いのときです。
ジャンヌ=ダルクは背後からの敵を必死になってくいとめていました。
このとき、相手の兵士が、ジャンヌ=ダルクの上着の裾(すそ)をつかみ、馬から引きずり落としました。
ジャンヌ=ダルクは捕らえられ、イギリスへ連行されました。
裁判の結果、火刑となり、短い生涯を閉じました。

最後は落命しましたが、なぜ羊飼いの少女がこのような活躍をしたのでしょうか。
ジャンヌ=ダルクは、敵側がまだ戦列を整えないうちに、突如として非情な早さで突入するのが得意だったようです。
猪突猛進です。
これによって相手方は散り散りにされたといいます。
また、自分の使命をかたく信じて、常に自軍の先頭にたって戦いました。
火を吐くような烈(はげ)しい先頭精神と、敵愾心(てきがいしん)が、他の兵隊にも伝わり、皆の戦闘意欲をかきたてたともいわれています。
すごい女性です。

ぼくは、香西咲さんには、ジャンヌ=ダルクになってほしくないです。
端からみているひとには、正義の味方として、大上段から悪いやつらを切りまくってほしい、という期待があるかもしれません。
ただ、最後まで勇猛さを貫けるかというと、ちょっとむずかしいような気もします。
大向こう受けはしないかもしれませんが、現在のように調和を保ってものごとを進められることを願っております。
ジャンヌ=ダルクのような最後になってほしくありませんので。

松山幸雄さんというかたが、皇太子妃の雅子さんについて、つぎのようなことを書いています。
ちなみにこれは、孫引き(他の書物に引用されたものを原典にさかのぼって調べることなくそのまま引用することの意味)です。
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(朝日新聞1993年1月7日版より引用。)

最初に会ったのは、(雅子さんが)外交官になって間もなくのころ。
某大使館の夕食会で偶然真向かいになり、3時間近く、ハーバード、アメリカ、外務省などのことを話したが、聞き上手であると同時に自分の意見をしっかり持っているのに感銘を受けた。
論理的でありながら、決して攻撃的でなく、話の運びが緻密なのに官僚的でない

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「論理的でありながら、決して攻撃的でなく、話の運びが緻密なのに官僚的でない」
ぼくも見習いたいです。
一般に、論理的なことばを使うひとは、論理をたたみ重ねて、相手を説得しようとします。
それゆえ、攻撃的になるのかもしれません。

聖書のなかにつぎのようなことばが書かれています。
ぼくは宗教を否定していますが、とりあえずご紹介をします。

蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい

ヘビに象徴されるような鋭い知性をもち、ハトのようにやさしくありなさい、という意味でしょうか。
キリスト教は嫌いですが、なかなか奥の深いことばです。

ただ、これだけは許してはいけません。

週刊文春WEB(2016.07.07)より引用。)

香西氏は2011年10月にAVデビューしているが、当初はイメージビデオの撮影だと説明されていた。だが、組織的な“脅迫”や“洗脳”、“囲い込み”など手の込んだやり方で追い詰められ、香西氏は出演せざるを得なくなってしまった。

ちなみに、この犯罪行為を中心となっておこなった輩(やから)が、
(引用)
かつての所属事務所「マークス(後にマークスインベストメントと社名変更)」の青木亮社長
です。
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2016年7月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年7月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016月7月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
香西咲さんのツイッター

(明日のブログへつづく)



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