昨日のブログでぼくは、悪意の第三者によって、情報操作がおこなわれる可能性について言及しました。
その予測される事例のひとつとして、当該本人の人格に対するいわれなき毀損についてふれました。
昨日も書きましたが、崇高で高邁な精神を併せ持つ香西咲さんに対して、このようなバイアス(偏向)をかけることはできません。
本日は、昨日につづいて、陥穽(かんせい。人をおとしいれるはかりごとの意味)の二つ目について考えてみたいと思います。
中傷と同様に、容易で非常に効果のある奸計(かんけい。悪だくみの意味)が存在します。
それは、故意のつくりばなし、つまり、デマです。
たとえばこういう感じです。
「彼女は、日々、実に楽しそうにブログを更新していましたよ。嘘だと思うのなら、みなさんもぜひ読んでみてください。どの記事も快活で、仕事に対する意欲と喜びに満ち溢れていますから。あれを読めば、彼女がいまいっていることは全部でたらめであるとわかりますよ」
香西咲さんは、2011年の後半から2014年の前半まで、悪徳事務所の管理のもとで、精力的にブログを更新していました。
ぼくは、1か月から2か月に一度、の頻度で、訪問していました。
訪ねる目的は、香西咲さんが別の分野へ転身する、との朗報を期待してのことです。
文章は熟読せずに、斜め読みをしました。
読むことができずに飛ばした箇所もあります。ファンのかたたちにとっては、そこが一番関心のあるところかもしれませんが。
総じて感想をいうのならば、どの記事も躍動的です。
毎日が新鮮で、現在の仕事が楽しくてしかたない、といった感じでしょうか。
弁護士ドットコムというサイトがあります。
そこに、下記のタイトルの記事が掲載されていました。
そのなかの一部分を引用させていただきます。
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(2015年11月08日)
■現役女優から「死にたい」というメールが届く――AV出演強要の実態(下)
(引用)
<PAPS相談員の金尻カズナさんのことば>
「とくにAV女優の方は業界の「批判言論」が許されていません。ある女優の方の場合、常にツイッターが監視されていて、ブログも必ずマネジャーのチェックが入っています。
私たちの相談者の中にも、ある現役の有名女優の方がいます。彼女はブログで「エッチ大好き」という主旨のことをつづっています。しかし、私たちへのメールや電話では「死にたい。死にたい。死にたい」という内容の相談がきます。」
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香西咲さんの場合はどうだったのでしょうか。
ご自身のブログが反照している通り、人生が横溢(おういつ。気力がみなぎりあふれているとの意味)していたのでしょうか。
香西咲さんは、悪徳事務所の桎梏(しっこく)から解き放たれたのち、数か月間ほど、休養されました。
以下の文章は、その安息の期間中に、ご自身のブログで自由に綴ったものです。
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「ホンネ」(2014年10月8日)より引用。
今まで
「香西咲」はこうありたい!っていう
イメージというかキャラ付けがあったので、
人前に出ている時は
「香西咲」を演じていると思えば
誰に何と言われようが
ポジティブ(←普通に。)
アホ(←ちょっと?)
エロ(←かなりw)
の三拍子で、
辛くても乗り越えられたんだけれど、
今は普通に女子やってます。
なんの鎧もまとってない、普通~の女子。
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「ポジティブ(←普通に。)、アホ(←ちょっと?)、エロ(←かなりw)の三拍子」で、「キャラ付け」をして、「『香西咲』を演じ」させられていたということでしょうか。
おそらくかつてのブログも、悪徳事務所のこの方針のもとで書かされていたと考えます。
なぜ、そういえるのか。
その証左は、のちにご紹介する文章をもってかえさせていただきます。
もうしばらくお待ちください。
「今は普通に女子やってます。」
「なんの鎧もまとってない、普通~の女子。」
この文言との対比で、当時、香西咲さんが置かれていた閉塞(へいそく)的な状況が澎湃(ほうはい)と浮かびあがってくることが悲しいです。
話題を変えます。
病(やまい)は気から、ということばがあります。
巷間、気分が高揚しているときは病気にならないといわれています。
逆に、精神が痛めつけられているときは、体調をこわして病気になりやすいそうです。
香西咲さんの場合はどうだったのでしょうか。
かつて書かれていた陽気なブログが顕(あらわ)しているように、仕事が楽しくてしかたがない香西咲さんは、まったく病気にならなかったのでしょうか。
健康だったのでしょうか。
香西咲さんのTwitter(2014年9月29日)のなかの、ある文章を引用してみます。
こちらも心身が自由となった休養期間中に書かれたものです。
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■2年半、
病院から処方された胃薬を毎日欠かさず飲んでても
一向に治る気配なかった私の身体が、、、
最近漢方の勉強初めて、
ここ1ヶ月くらい飲んでいたらみるみる良くなってきた
どゆこと?
回復通り越して元気漲りそうだわ☆
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2年半もの長きにわたって香西咲さんは、身体に不調をきたしていたのです。
この期間は、悪徳事務所に所属していた時期と重なります。
以下に、香西咲さんの心情の吐露をご紹介します。
こちらも上述と同様に、そのすべてが休養期間中に書かれたものです。
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香西咲さんのTwitter(2014年6月12日)より、引用。
■これからは自分の事を
たーっぷり労わります☆
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香西咲さんのTwitter(2014年6月16日)より、引用。
■そう言えば自分の1番のチャームポイントって笑顔だった。
顔やスタイルが秀でていなくても、
笑顔だけは昔からみんなに褒められてたし、自信もあった。
また心からの笑顔を取り戻したいな。
表情はその人の生き様を表すと思うから、取り戻すにはそれなりの生き方をしないとね。
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香西咲さんのTwitter(2014年7月3日)より、引用。
■あの時は、トラックが突っ込んできても私は避けないってマネージャーにも話してた。
本当に笑えなかったよね。
もちろん今は避ける(笑)
あの時笑えなかった事がやっと笑い話にできる(笑)
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香西咲さんはブログの中でいつも、人生を謳歌している、そのような表情をみせていました。
ある時はほほえみ、またあるときは幸せいっぱいに破顔して。
ところがその実相は、真逆のものでした。
悲しみと絶望感におおわれていたのです。
香西咲さんのTwitter(2014年7月3日)より、引用。
■みんなに指摘された通り、
今までの私は自分を大事にしてきませんでした。
辛い事も理不尽な事も全部自分が我慢すれば良いと思ってました。
自分で自分を痛めつけてました。
それじゃいけないって気づいたのは本当に最近です。
これからは自分を労わります。
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香西咲さんのTwitter(2014年7月27日)より、引用。
■これからは
幸せになる為の準備を始めていきます。
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香西咲さんのTwitter(2014年7月30日)より、引用。
■辛い経験した分だけ、自分の人生を真剣に考えられる様になりました。
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香西咲さんのTwitter(2014年8月8日)より、引用。
■今年の夏はめっちゃ充実しているよ
ついこの間までの、ふさぎ込んでた自分とは別人みたいに
今迄苦労してきた分、ささやかな幸せさえも、今はよりいっぱい噛み締める事が出来てます!!
ハッピーなう☆
たまらない~
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香西咲さんのTwitter(2014年8月13日)より、引用。
■あーあ、人に傷つけられた傷は人にしか癒せないっていうのに。私の傷はいつ誰が癒してくれるんだろう
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香西咲さんのTwitter(2014年9月14日)より、引用。
■少しずつ少しずつ綺麗な心を取り戻していこうね
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香西咲さんのTwitter(2014年9月21日)より、引用。
■自分を犠牲にして何かをやり通しても、そこに本当の幸せはないよね
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香西咲さんのTwitterより(2014年9月26日)より、引用。
■心なく貶められた悔しさも忘れなければ、
私が辛い時に手を差し伸べて下さった方々のご恩も一生忘れない!
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以上、香西咲さんのツイートをご紹介しました。
ぼくも久方ぶりに拝読しました。
切ないです。
あまりにも。
なぜ悪徳事務所は、一人の女性をここまで蹂躙したのでしょうか。
ぼくには理解できません。
(再掲)
<PAPS相談員の金尻カズナさんのことば>
「とくにAV女優の方は業界の「批判言論」が許されていません。ある女優の方の場合、常にツイッターが監視されていて、ブログも必ずマネジャーのチェックが入っています。
私たちの相談者の中にも、ある現役の有名女優の方がいます。彼女はブログで「エッチ大好き」という主旨のことをつづっています。しかし、私たちへのメールや電話では「死にたい。死にたい。死にたい」という内容の相談がきます。」
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冒頭にぼくは、次の問を創作してみました。
「彼女は、日々、実に楽しそうにブログを更新していましたよ。嘘だと思うのなら、みなさんもぜひ読んでみてください。どの記事も快活で、仕事に対する意欲と喜びに満ち溢れていますから。あれを読めば、彼女がいまいっていることは全部でたらめであるとわかりますよ」
この架空の問に対してみなさんは、どのように応(こた)えますか。
(明日のブログへつづく)
明日のブログへつづく、と書きましたが、ちょっと自信がありません。
心身ともにタフで、これまで幾多の試練を乗り越えてきたぼくですが、いまはかなりまいっています。
更新できなかった場合はお許しください。
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