仕事が楽しみならば、人生は楽園ー

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

ドストエフスキー (1821年~1881年)というロシアの小説家がいます。
著名なので、ご存じかもしれません。
代表作は、
「罪と罰」、
「白痴」、
「悪霊」、
「未成年」、
「カラマーゾフの兄弟」、
の5つです。
他には、「死の家の記録」という著作も知られています。
ドストエフスキーは思想犯として、1849年から1854年までの5年間、シベリアの地で服役しました。
この経験にもとづいて執筆したのが、「死の家の記録」です。
著作のなかに、労働の意義に関する記述があります。
一部を引用します。

(ドストエフスキー著 工藤精一郎訳「死の家の記録」。新潮文庫の33ページ、34ページから引用。)

第二章 最初の印象

たとえば、[監獄内の]労働そのものにしても、けっしてそれほど辛つらい苦役とは思われなかった。
そしてこの労働の辛さと、苦役であることの特徴が、労働が苦しく、絶え間ないものであるということよりは、むしろそれが強制された義務で、笞(むち)の下で働かなければならない、ということにあることを悟ったのは、かなりあとになってからである。

ぼくは学生時代よく、友人たちと麻雀をしました。
徹夜をしたこともあります。
あるときのことです。
朝方、友人のひとりが、ひとりごとのようにつぶやきました。
「これが強制されたものだったら苦痛だろうな」
と。
ぼくは肯(うなず)いていました。

(引用)
世間の百姓の方が、おそらく、比べものにならぬほど余計に働いているだろう、ときには、特に夏時分などは、夜なべまでしている。
だが百姓は自分のために、筋道の通った目的を持って働いているのであり、強制されて、自分のためにはまったく何の利益もない労働をしている囚人よりは、どれだけ楽かわからない。

ぼくの知人で、年中、やすむことなく働いているひとがいます。
「つらくない?」
と訊(き)くと、
「仕事が趣味だから」
と返されました。
いつも楽しそうです。
幸せな人生なのかもしれません。

(引用)
私はふとこんなことを思ったことがあった。
つまり、もっとも凶悪な犯人でも震えあがり、それを聞いただけでぞっとするような、恐ろしい刑罰を加えて、二度と立ち上がれぬように押しつぶしてやろうと思ったら、労働を徹底的に無益で無意味なものにしさえすれば、それでよい
今の監獄の苦役が囚人にとって興味がなく、退屈なものであるとしても、内容そのものは、仕事として、益も意味もある。
囚人は煉瓦を焼いたり、畑を耕したり、壁を塗ったり、家を建てたりさせられているが、この労働には意味と目的がある。
苦役の囚人が、どうかするとその仕事に熱中して、もっとうまく、もっと具合よく、もっと立派に仕上げようなどという気さえ起こす。

アメリカの求人情報サイトのキャリアキャスト・ドットコムでは毎年、職業別ストレスランキングを発表しています。
アメリカと日本では環境が違いますけれども、参考になると思います。
下記をご覧になってください。
2014年の調査です。

ストレスの多い職業

1位 下士官兵(小部隊の隊長) 
2位 将官(軍隊のトップ) 
3位 消防士 
4位 パイロット
5位 イベントコーディネーター 
6位 広報部門の幹部
7位 企業幹部(上級)
8位 記者(新聞)
9位 公務員
10位 タクシー運転手

(引用)
ところが、たとえば、水を一つの桶(おけ)から他の桶へ移し、またそれをもとの桶に戻すとか、砂をつくとか、土の山を一つの場所から他の場所へ移し、またそれをもとへ戻すとかいう作業をさせたら、囚人はおそらく、四、五日もしたら首をくくってしまうとか、あるいはたとい死んでも、こんな屈辱と苦しみから逃れた方がましだなどと考えて、やけになって悪事の限りを尽くすかもしれない。

「水を一つの桶から他の桶へ移し、またそれをもとの桶に戻す」
「砂をつくとか、土の山を一つの場所から他の場所へ移し、またそれをもとへ戻す」
これを繰り返し強制されている自分の姿を想像すると、身震いがします。

(引用)
もちろん、このような刑罰は何らの合理的な目的を達しないから、拷問や復讐と変わるところがなくなり、無意味なものとなるであろう。
ところが、わずかでもこうした拷問や、無意味や、屈辱の要素は、どんな強制労働にも必ずあるので、だから苦役は、強制されるというそのことによって、どんな自由な労働よりも、比較にならぬほど苦しいのである。

「無意味や、屈辱の要素は、どんな強制労働にも必ずある」
ストレスを感じる職業には、このような要素が内包されているのでしょうか。

ちなみに、ストレスの少ない職業は次の通りです。

1位 聴覚訓練士
2位 ヘアスタイリスト
3位 宝石職人
4位 大学教授(終身在職権付き)
5位 仕立屋
6位 栄養士
7位 医療事務管理士
8位 図書館員
9位 マルチメディアアーティスト
10位 機械工 

ロシアのゴーリキー(1868年~1936年)の作品のなかにも、似たような記述があります。
(ゴーリキー著 中村白葉訳「どん底」岩波文庫、より引用。)

仕事が楽しみならば、人生は楽園だ。
仕事が義務ならば、人生は地獄だ。

仕事を「仕事」と冷徹に割り切るよりも、楽しみながらおこなったほうが、充実した人生をおくることができるのかもしれません。
ゴーリキーがいうように、「仕事が義務ならば、人生は地獄」といえるでしょう。

香西咲さんのTwitter(2014年12月10日)より引用。

今日も頑張りました
楽しかった~充実充実

香西咲さんのTwitter(2014年12月18日)より引用。

ありがとうございます
でも苦労とは思ってないです。
今物凄く楽しいし幸せです
ファンの方々には違う見え方してると思うけど。

香西咲さんのTwitter(2015年1月7日)より引用。

撮影楽しいわぁ~

香西咲さんのブログ(「基礎固めの2015年(。・ω・)ノ゙☆」(2015年1月17日))より引用。

新境地、慣れない事だらけで
毎日、「こうすればよかった(><)」っていう
反省事がいっぱいです。

(中略)。

結果を恐れず
とにかく楽しんで行きたいと思います。

(再掲)
「仕事が楽しみならば、人生は楽園だ」

香西咲さんの人生がより良きものになることを願っております。



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