香西咲さんに紹介したい歴史のエピソード ~イスラム教(断食)

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

昨日は、イスラム教の「五行」の中の、信仰告白と礼拝についてふれました。
本日は断食について書いてみます。

五行

(3)断食(だんじき)

信者は毎年、1か月間、断食をします。
これは、ラマダーン(断食月)と呼ばれる月におこなわれます。
イスラム教の国の暦(こよみ)は、日本などが用いている太陽暦ではありません。
太陰暦です。
そのため、断食をおこなう時期が毎年、ずれていきます。

昨日も引用しました。
こちらの記事(カシオの「イスラム教徒向け腕時計」、大ヒットの背景に意外な事情2(2014年12月5日))を読むと、太陰暦の仕組みが理解できます。

(引用)
■また、イスラム暦(ヒジュラ暦)についても説明が必要だろう。
イスラム暦は太陰暦で、我々が普段使っている西洋の暦(太陽暦)とは異なる。
イスラム暦では月齢に合わせて月を数えるため、1年は約354日
そのため太陽暦と毎年約11日ずつずれていくことになる。

■上述のようにイスラム暦と太陽暦は毎年約11日ずつずれていくため、年によってはラマダンが真夏だったり真冬だったりすることになる。
(略)。
簡単な操作でイスラム暦を調べることができるPRAYER COMPASSは、こういったニーズにも応える腕時計なのである。

太陰暦は、月の動きを基準とした暦です。
1か月は、29日と半日です。
つまり、29.5日、です。
このため、29日の月と、30日の月を設けました。
29.5日に、12か月をかけますと、354日となります。
1年は354日です。
太陽暦よりも11日ほど短いということになります。

断食は、日の出から日没まで、おこなわれます。
太陽の出ている時間帯は、何も口にしません。
水もだめです。
つばを飲みこむこともいけない、と考えるひともいるそうです。

日が沈むと、人々は、食事を開始します。
親戚や友人同士で集まり、パーティーに発展することもめずらしくありません。
これが1か月もの間つづきます。
断食とは、信者にとって、一種のお祭りのようなものであるといえるでしょう。

片倉ともこ著「イスラームの日常生活」(岩波新書刊)より引用。

断食月第一日目の朝刊はどれもみな一面のトップに、「おめでとう! きょうはラマダン第一日目」と、おおきく書きたてる。

まるで日本の正月です。
お餅に該当する食べ物もあるみたいです。

片倉ともこ著「イスラームの日常生活」(岩波新書刊)より引用。

(略)、断食月には、特別の食べものがある。
(略)アラビア半島の多くのところでは、サンブーサとよばれるものを食べる。
三角形のぎょうざの皮のようなもののなかにチーズとひき肉を包みこんで、油で揚げたものである。

 (下図はクックパッドから引用。)
サンブーサ

また、断食月のときだけに食べる特別のお菓子も多数存在しているようです。
 (下図はyoukoba99から引用。)
アターエフ

youkoba99から引用。

ラマダン中にしか見かけないお菓子もあります。
それが「アターエフ」です。
中身はミルク・クリームやナッツ&レーズン等です。

片倉ともこ著「イスラームの日常生活」(岩波新書刊)より引用。

「つい食べすぎちゃって、断食月には太っちゃうんだよ」とこぼす人もいる。

断食月がおわりに近づくと、「この楽しかったラマダンがもうおわってしまうのか。もっともっと長くつづいてほしいと思う」という人も意外に多い。

なかなか楽しそうなイベントです。
明日は喜捨と巡礼についてみてみたいと思います。

話は変わります。
ゲーテのことばを二つご紹介します。

(高橋健二 編訳「ゲーテ格言集」新潮社刊より引用。)

有為な人間は、すぐに外面から内面へ向かって自己を教養する。
(「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」から)

内面のものを熱望する者は
すでに偉大で富んでいる。

(「エピメニデスの目ざめ」から)



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