香西咲さんに紹介したい歴史のエピソード ~イスラム教(禁忌と礼拝)

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

本日もイスラム教について書いてみます。
昨日のブログで、禁忌(きんき)についてふれました。
信者(ムスリム)は豚肉と酒を口にしません。
「美味しんぼ」(作・雁屋哲 画・花咲アキラ 小学館刊)の中に、その理由が出てきます。

(第55巻「まり子の晩餐会 中編」より引用。)
■豚肉なんてとんでもない!
イスラム教では豚は汚れた動物とされていて、食べることは禁忌とされています。

■イスラム教徒の豚肉に対する禁忌は徹底していて、日本にいるイスラム教徒は、ラーメンでさえも豚骨でダシをとったものは食べないそうだ。

「美味しんぼ」の中には書かれていませんけれども、当時、豚肉が原因と思われる病気がアラビア半島で流行しました。
このため、豚は不潔な動物、となったようです。

(第55巻「まり子の晩餐会 中編」より引用。)
■イスラムの聖典、「コーラン」では、酒も禁止しているぜ。
酒は人々の間に敵意と憎悪をあおり立て、神を忘れさせ、礼拝を忘れさせることを仕向けるための悪の業だから、きっぱりとやめろとさ。

酒をのめば、神や礼拝を忘れてしまうようです。
やはり酒はすばらしいのみものです。

本日はさらに、「六信」と「五行」についてみてみます。

六信

信者は以下の6つを信じなければなりません。

・神(アッラー)
・天使
・啓典(コーラン)
・預言者(ムハンマド)
・来世・・・・・・天国か地獄のことです。
・天命(予定)

イスラム教の世界にも天使がいるとは。
意外です。

五行

信者には、以下の5つの行いが義務づけられています。

・信仰告白
・礼拝
・断食
・喜捨
・巡礼

(1)信仰告白

日々のお祈りをするさいに、
「アッラーの他に神はなく、ムハンマドは神の使徒なり」
ととなえなければなりません。

(2)礼拝

お祈りです。
一日5回おこないます。
開始の時刻は、
夜明け前、
正午、
午後、
日没後、
夜、
となっています。

「Business Media 誠」に興味深い記事が載っていました。
2012年にカシオは、イスラム教徒(ムスリム)向けの腕時計を発売しました。
「PRAYER COMPASS」といいます。
これが売れているそうです。

カシオの「イスラム教徒向け腕時計」、大ヒットの背景に意外な事情2(2014年12月5日)より引用。

■PRAYER COMPASSの一番重要な機能は、いつお祈りしたら良いかを知らせることにある。
ムスリム(イスラム教徒)は、1日5回、以下のタイミングで礼拝を行う。
(略)。
 ポイントは、これが時間ではなく、太陽の位置(角度)で決まるという点。
夜明け前の礼拝は地平線より太陽が上にくる前に行わなくてはいけないし、日没の礼拝は地平線の下に太陽が沈んだタイミングで行う。
つまり、自分がいる場所の緯度経度や、季節によってお祈りの時間は変わってくるのだ。

■PRAYER COMPASSには、太陽の位置からお祈りの時間を算出する機能が付いており、自分がいる都市を選んでおくと(略)、何時何分に礼拝をしたらいいか教えてくれる。

ものすごい機能です。
ちなみに礼拝は、次の要領でおこなわれます。

 (下図は、M YASUDAのブログより引用。)
イスラム教の礼拝
簡単に説明します。
以下は、片倉ともこ著「イスラームの日常生活」(岩波新書刊)を参考にしました。

① これから礼拝をする、と心に決めます。
② 開いた両手を耳のところへもっていき、「神は偉大なり」ととなえます。
—————————————————————–
③ からだの前で両手をくみます。
④ 腰をまげて、「神は偉大なり」ととなえます。
⑤ からだをもとにもどします。
⑥ 「神は偉大なり」ととなえながら、ひれふします。
⑦ 顔をあげます。
⑧ 「神は偉大なり」ととなえながら、ひれふします。

 ちなみに、夜明け前の祈りのときには、再び③から⑧までの動作をおこなってから、次の⑨に進みます。
  正午に祈る場合は、③から⑧までの動作を4回繰り返します。
—————————————————————–
⑨ うつむき、神をたたえます。
⑩ 顔を正面に向けて、「アッラーの他に神はなく、ムハンマドは神の使徒なり」ととなえ、右手の人差し指を伸ばします。これには、神は唯一、という意味がこめられています。
⑪⑫ 「アッサラーム・アライクム(あなたの上に平安を)」ととなえながら、右、左の順で首を振ります。
イスラム教の礼拝

礼拝は、聖地であるメッカの方向を向いておこなわなければなりません。
このことに関しても、PRAYER COMPASSが応えてくれます。

カシオの「イスラム教徒向け腕時計」、大ヒットの背景に意外な事情3(2014年12月5日)より引用。

お祈りをする方角を調べるのも簡単で、時計を水平にし、右上の「QIBLAボタン」を押すだけ。
(略)。
ボタンを押すと秒針がいったん12時の方向を向き、その後スルスルと動いてメッカ・カーバ神殿の方向を向いて20秒間止まる。

カシオの技術は異彩を放っています。
PRAYER COMPASSですけれども、現在のところ、日本での販売予定はないとのことです。

それにしても、礼拝は大変です。
かなりの時間と労力を要します。
片倉ともこ著「イスラームの日常生活」(岩波新書刊)の中に、興味深いことが書かれておりますので、引用します。

■(略)、礼拝において、かれらは、地面にひれふしてお辞儀をする行為を何回もくりかえす。
おでこを地にすりつけるので、ペンだこやマージャンだこならぬ「祈りだこ」が、ひたいの中央にできている人も多い。

■祈りは、身体や精神の健康管理をする役割も、はたしている。
(略)。
こうやってからだを動かすと、その日のからだの調子がわかるという。

ストレッチの代わりになるかもしれません。
明日は、断食、喜捨、巡礼についてみてみたいと思います。



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。