香西咲さんのブログ「基礎固めの2015年」を読んで-

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

香西咲さんの最新のブログ(基礎固めの2015年(。・ω・)ノ゙☆)を拝見しました。
ナチュラルで、気負いのないさわやかな文章です。
香西咲さんの文体は特徴があります。
体言止めをあまり用いません。
ごくわずかといっても良いでしょう。
ご存じの通り、体言止めとは、名詞や代名詞で語尾を止める表現方法のことです。
俳句や短歌等によくみられます。
たとえば、
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
という正岡子規の俳句があります。
末尾が、法隆寺、という名詞で終わっています。
これは、余韻を残すためにこのような表記をしています。
志水辰夫をご存じでしょうか。
この作家は、意図的に体言止めを多用します。
文章にリズム感を出すためです。
場面によっては体言止めだけのくだりがつづきます。
圧倒されます。
ただ、これは諸刃の剣です。
プロの作家は別として、安易に使いすぎますと、品格が損なわれかねません。
香西咲さんの文章には気品があります。
体言止めが少ないのもその一因であると思惟(しい)します。
香西咲さんの表記方法について、もうひとつ気がついたことがあります。
今日のテーマは文章論が主ではありません。
これはまた別の機会にふれてみたいと思います。
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ルネサンス期に活躍した小説家のひとりに、ダンテ(1265年~1321年)がいます。
イタリア人です。
ダンテの代表作に「神曲」があります。
この作品は内容もさることながら、使用した言語に特徴があります。
ダンテは方言のひとつであるトスカナ語で著しました。
公用語のラテン語は用いませんでした。
当時の常識として、方言を使って作品を仕上げることは恥ずべきこと、とされていました。
ダンテはこの風潮に抗(あらが)い、あえてトスカナ語を使いました。
自己の表現を貫くために、世間の常識を無視したのです。
「神曲」の中に、次のようなせりふが出てきます。

(引用)
汝(なんじ)の道を行け、そして人にはその言うにまかせよ。

汝(なんじ)の道を行け
ことばの通りです。
自分の信じる道を行け、ということです。

人にはその言うにまかせよ
この部分が重要です。
他人が何と言おうと勝手に言わせておけばよい、という意味です。

自分の信じる道を行け。
他人が何と言おうと勝手に言わせておけばよい。
このことばは、自分の信念を守ることの重要性を示唆(しさ)してくれます。

ちなみに、自著のなかでこれを引用したのが、カール=マルクス(1818年~1883年)です。
1867年に発表された「資本論」の序文の中に、この文章が出てきます。
当時、この本の中で展開されている社会主義思想は犯罪でした。
マルクスはひるむことなく、自己の理想を追求しました。

(香西咲さんのブログ「基礎固めの2015年(。・ω・)ノ゙☆」から引用。)

私は昨年から新しい環境に身を置きました。

今年は初心に返って
基礎固めの一年になりそうです。

地道に貪欲に
色んなことに挑戦していきたいと思います。

「汝(なんじ)の道を行け、そして人にはその言うにまかせよ」
ご活躍を期待しております。
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宮本輝著「海岸列車」 (集英社文庫)の中に、次のような描写があります。

(下巻の389ページから引用。)(毎日新聞社版は下巻の316~317ページ。)
ぼくに、<決意>って言葉の意味の重さを教えてくれたのは、ボウ・ザウナだ。
彼の家には、昔、大きな池があって、そこにたくさんの蓮の花が咲いていたそうだ。
他の花は、散ってから実が成るのに、蓮だけは花と実が同時に成長するってことをお父さんから教えられて。それが何か不思議な現象として、ボウ・ザウナの心に刻まれてた。
(略)。
原因と結果とが、同時に存在してる・・・・・・。
ボウ・ザウナは、そんな言い方をしたよ。
蓮という花は、そのことの象徴だって。
だから、何かを為そうとすれば、まず決意しなければならない。
強く決意した瞬間、結果はすでにそこにある。
ただそれは形としてまだ見えないだけだ。
ボウ・ザウナはそう教えてくれた。

ひとは誰でも、夢や希望をもっています。
ぼくは過日のブログで、次のことばを引用しました。

希望はすこぶる嘘つきであるが、
とにかくわれわれを愉しい小道を経て、
人生の終わりまで連れて行ってくれる。

 (ラ=ロシュフコー 『箴言集』より)

夢や希望をもつことはとても大切なことです。
生涯、人生を愉しませてくれるからです。

ただ、夢や希望とは、願いごと、のことです。
先ほどの宮本輝さんのことばによれば、まだ決意の段階までは至っていません。

(香西咲さんのブログ「基礎固めの2015年(。・ω・)ノ゙☆」から引用。)

外見だけでなく
中身を伴った大人の女性を目指します!

固定観念にとらわれず
だけど
知性はしっかり育むよう
貪欲に学んで成長していこうと思います。

今年はやりたい事がいっぱいです。

(再掲 ~「海岸列車」より。)
何かを為そうとすれば、まず決意しなければならない。
強く決意した瞬間、結果はすでにそこにある。
ただそれは形としてまだ見えないだけだ。

香西咲さんは決意しました。
「強く決意した瞬間、結果はすでにそこにある」
「ただそれは形としてまだ見えないだけだ」
結果はすでにそこにあります。
今年は香西咲さんにとって、実りある年、となりそうです。



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