道浦母都子さんのエッセーから(2) ~大宙よりも壮大なもの

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

昨日のつづきです。

作家の道浦母都子(みちうらもとこ)さんは中学校2年生のときに、集団リンチを受けました。
8年後、居酒屋で偶然、それに荷担した女性と出くわします。

その女性は道浦母都子さんに向かって、軽く会釈をしました。
穏やかな表情でした。
当時とは違い、髪も服装も地味でした。
OLをしているようです。
あのリンチのことはまったく記憶にないような雰囲気でした。

道浦さんは動揺を抑えることができませんでした。

(引用)
土下座させられ、蹴られたり殴られたりする私自身。
それを「ざまーみろ」とでも言いたげに見上げる彼女の冷たい視線。
ここ数年すっかり忘れ去っていたリンチの記憶が一気に蘇り、目の前に再びつきつけられているような気がして、パニックに陥った。

道浦さんは息が詰まり、その女性から隠れるようにして離れた席に腰をおろしました。
同伴した友人のとの会話は漫然としたものとなりました。
自分が憎悪していた不良はなぜ、これほどまでに普通のひとと化したのだろうか。
あまりの変貌ぶりに、道浦さんの心は千々(ちぢ)に乱れました。
しばらくして、ある問がよぎりました。

(引用)
「不良」だった彼女もまた、被害者だったのかもしれない。
彼女の生い立ちや細かい事情については知る由もないが、きっと学校や親が描く型にはまり切らずに苦しみ、非行に走ることでその不満を発散させていたのだろう。
あのリンチに加わったのも、単に不満のはけ口が欲しかったからではなかったか。
だからといって私の心の傷が消えてなくなるわけではないのだが、私はどこかでそう信じたかった。
あの出来事に、なんとか折り合いをつけようとしていた。
そうでなければ、その先へ進めないような気がしてならなかったから。

それからさらに10年近くが過ぎました。
あるとき道浦さんは、中学校時代の教師と会いました。
不良グループと接点があったひとです。
当時のはなしを聞きました。
その中で、意外なことが判明します。
不良たちの家庭は崩壊しきっていたというのです。

(引用)
彼らは決して「理由なき反抗」に走ったわけでなく、そうならざるをえないような状況に大人たちが追いやっていた(後略)。
どの生徒も小学校の頃から、教師や親にバカにされ、暴力を振るわれ続けていたことが明らかになったのだ。

不良グループのリーダーである女子生徒の家庭もそうでした。
両親はエリート指向でした。
一流大学へ進学するのが当然という考え方をもっていました。
過度の期待をかけられます。
女子生徒はそれにみあうほどの結果を残すことができませんでした。
しかられます。
プレッシャーでした。
その不満を不良行為というかたちで代償したのです。

(引用)
いつか、リンチの見張り役だった子のことを、「被害者だったかもしれない」と私自身が感じたように、リーダーだった女子生徒も、ある意味では被害者にちがいなかった。
そのことを彼女たちをよく知る先生から再確認することによって、18年たった今ようやく、中学時代に受けたリンチを私なりにとらえ直すことができたのかもしれない。

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大海よりも壮大なものは
大宙(おおぞら)である
大宙(おおぞら)よりもなお壮大なものは
人の心である

 (ビクトル=ユゴー)
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話題は変わります。

香西咲さんのTwitterより引用。

1月7日
撮影終わったよん!
久しぶりにアクションシーンを撮りました〜୧( ⁼̴̀꒳⁼̴́ )୨✧
ジャージ可愛いって褒められたよ〜。
横がレースになってるの♡

香西咲アクション写真

1月8日
今日は別の打合せに行って参りました。
明日はまたアクション現場です!
昨日よりも激しい予感…頑張るぞぉ〜٩̋(ˊ•͈ ꇴ •͈ˋ)و☆

1月9日
撮影終わって帰ってます。
お疲れ様でした₍₍ (ᴗ̤ .̮ ᴗ̤ )₎₎ෆ♡♪
色々と勉強になった現場でした。

1月11日
そうだった!
あれだけのアクションしといて疲れない方がおかしいわ〜୧( •᷃ꇴ•᷃ )୨⋆

やってる最中はアドレナリン出まくりで動きまくりなんだけど、終わった後の疲労がハンパない…

お披露目が楽しみです。
香西咲さんは、アンジェリーナ=ジョリーのような女優になれる可能性を秘めていると思います。
幅広く活躍されることを期待しています。



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