人間の可能性(その8) ~まとめにかえて-

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

昨日のブログで、「鬼灯」公演のことについてふれました。
越後タイムスを発行されているかたのブログ(「玄文社主人の書斎」)に、このことに関する記事が載っていました。
一部を引用させていただきます。

(■2011年12月14日
今年は、創刊百年記念事業として、柏崎育ちの獄中歌人・島秋人の生涯を描いた語り芝居「鬼灯」の柏崎公演を実現できた(後略)。

(■2011年04月27日
・(公演は)二日間とも満員で、五十人もの方々がアンケートに答えてくださり、それぞれに深い感動を書き記していただいた。

・柏崎以前の舞台を見ていないから何とも言えないが、そうだとすれば、語り芝居「鬼灯」は島秋人の故郷・柏崎で完成されたのだったかも知れない。

・島秋人の同級生や、吉田絢子さんの関係者もたくさん来てくださった。

過日、この公演の様子などを納めたDVDがあることを知りました。
注文したしたところ、本日到着しました。

DVD 島秋人「獄窓歌人の生と死」

(越後タイムス2011/9/16より引用)
DVDは七十五分。
一時間半の舞台を圧縮し、島秋人ゆかりの人々の証言を多数収録している。
中でも島秋人と文通した前坂和子さんが、島が見せたかったという旧島町周辺を巡る映像は貴重だ。

島秋人が育った柏崎に、記念碑を建設しようという動きも、一部ではあるようです。

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大海よりも壮大なものは
大宙(おおぞら)である
大宙(おおぞら)よりもなお壮大なものは
人の心である

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これはフランスの文豪であるビクトル=ユゴー(1802年~1885年)のことばです。
人の心は大宙(おおぞら)よりも壮大、なのかもしれません。

当ブログ(「人間の可能性」)では、島秋人をとりまくひとたちの慈愛につきまして、多くの記述を割いてきました。
島秋人につきましても、歌を詠みはじめてからの振る舞いには、瞠目(どうもく)させられるものがあります。
私淑(ししゅく)できる面があるのかもしれません。

ただ、ぼくは「人間の可能性(その1)」で書きましたように、当該本人に対してシンパシーは覚えません。
ひとを殺しています。
人の心は大宙(おおぞら)よりも壮大なのかもしれませんが、遺族は島秋人を赦(ゆる)すことができたのでしょうか。

島秋人は極貧の家庭で育ちました。
病弱のために毎日の登校がかないませんでした。
そのため成績は最低でした。
いつもひとからバカにされて生きてきました。
同情すべき点は多々あります。
だからといって、殺人の罪が減免されるのでしょうか。
世の中には島秋人と同等か、それ以下の境遇で生きてきたひともいることでしょう。
そのひとたちが皆、罪を犯したのかといいますと、そうではありません。

過日のブログでも紹介しました。
柳沢きみお著「大市民」(双葉社刊)の中に、次のようなことばがでてきます。

(「大市民」第4巻~第42話「梅雨の銀行員」より引用。)
人間はとことん追いつめられれば、必ず何かを見つけるものなのだ。
いや逆に、とことん追いつめられなければ、本当の人生は見えないのだ。
だから今、かなり追いつめられているキミは逆に幸せな状態に入ってるのかもしれんな。

「とことん追いつめられなければ、本当の人生は見えない」
と、柳沢きみおさんはいいます。
島秋人は死刑判決を受けてから、自分の本当の人生がみえました。
これでは遅すぎますし、自分で自分を追いつめていません。
他人の力(死刑判決)によって自分を追いつめています。
ひとの命も犠牲にしています。

逆境のときにどのような行動をとるかで、その人間の実相がわかります。

香西咲さんのブログ(ありがとう2014(*’-‘*))より、引用。
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もうダメだと思いました。

何回も諦めかけました。
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このとき、香西咲さんは諦めませんでした。

香西咲さんのTwitter(2014年11月16日)より引用。
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正直しんどい時もあるけど、そういう時こそギリギリの所でチャンスが巡ってくる
ありがとう。

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ひたむきな生き方です。



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