もうすぐ正月です。 ~「冬来たりなば春遠からじ」

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

正月が近づいてきました。
香西咲さんはどのようにお過ごしになるのでしょうか。

香西咲さんのTwitter(2014年12月27日)より引用。
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今年は特に実り多き一年になりました。
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香西咲さんは前を向いて人生を歩まれております。
来年がより良き年になることを願っております。

本日は最初に、正月に関する基礎的な事項を確認してみたいと思います。

正月とは、年のはじめの月、という意味です。
1月1日から1月31までが、「正月」です。
そうはいいましても、正月の松飾りは普通、元日から7日までしか立てません。
(※15日までの地域もあります。)
このため、7日までが正月、とされます。
15日を小正月といいまして、各種行事をおこなうところもあります。

7日には、七草がゆを食べます。
このかゆを食べると、病気をせずに長生きができる、といわれています。
七草とは、7種類の葉菜のことです。
たとえば、かぶの葉(すずな)や、ダイコンの葉(すずしろ)には、消化を促進するジアンターゼが含まれています。
食べ過ぎて疲弊している胃を回復させるのに効果があります。
ハコベは栄養価が高く、24パーセントの蛋白質を含んでいるそうです。
セリは鉄分が豊富で、造血作用があります。

11日は、鏡開きです。
この日に、お供えのモチを割って食べます。

雑煮

「美味しんぼ」(作・雁屋哲 画・花咲アキラ 小学館刊)の中に、雑煮をあつかった作品があります。

(以下は、第6巻を参考。)

■京都の雑煮
白みそ仕立てです。
だしは、カツオブシでとります。
モチは焼かずに、湯で柔らかくしてから入れるそうです。

■青森の雑煮
鮭のハラ子が入っています。

■東京の雑煮
餅のほかには、小松菜と合鴨しか入れません。

(第6巻より引用。)
おせち料理はあれこれ食べるが、そのあとの雑煮までゴッテリした物を食うのはイヤだという、江戸っ子の粋を尊ぶ気風の表れだろうな。

■福岡県の雑煮
だしは、トビウオを焼いたもの(アゴ)でとります。
具として、アラがはいっています。
アラというのは、体長が2メートル以上の大きな魚です。

 (下図は、HAPPY PLUS(ハピプラ)より引用。福岡と栃木の雑煮。)
福岡の雑煮

「美味しんぼ」(作・雁屋哲 画・花咲アキラ 小学館刊)第41巻より引用。

アゴは飛び魚のこと。
飛び魚を焼いて干した焼きアゴでダシを取るのは、九州や能登の輪島あたりでは、雑煮のダシの基本だ。

地方の風習

矢口高雄さんの作品に、「オーイ!! やまびこ」(毎日新聞社刊)という漫画があります。
矢口さんは秋田県の南部の寒村の出身です。
少年時代の思い出を数多く描かれています。
「オーイ!! やまびこ」の中から、正月の場面を一部ご紹介します。

(引用)
・まずは村の鎮守サマに初詣です。
・お賽銭はお餅です。
・正月でうれしいのは(略)たくさんの掛け軸が飾られることでした。
 一番窓際に”鍾馗(しょうき)サマ”の図柄を掛けることがきまりでした。

(Wikipediaより引用。鍾馗)
鍾馗
鍾馗2

(引用)
しかもその鍾馗(しょうき)サマの視線はきまって窓の外をにらむ外にらみでなくてはなりません。
俗世に棲(す)む邪気をその眼光で追い払おうと言うわけです。

おもしろいのは、お年玉の呼び名です。
「ヤセンマ」というそうです。
「ヤセンマ」とは、痩せた馬のことです。
馬は当時、農耕で用いられました。
痩せた馬はあまり役にたちません。
大人は、子どもたちにお年玉を渡すとき、
「たいして役にたつほどの中身ではございません」
とへりくだったそうです。
これが「ヤセンマ」の語源です。

ちなみに矢口さんが漫画家になったのは30歳のときです。
それまでは地元の秋田県で銀行員をしていました。
矢口さんはデビューしてから今日にいたるまで、密度の濃い作品を上梓してきました。
正月に再読してみたいと思います。

作品のなかで、時折、
「冬来たりなば春遠からじ」
という故事が引用されます。

冬のあとにはかならず、春がきます。
人生における厳しい冬も、いつまでも長くはつづきません。
希望に満ちた未来がすぐうしろに控えています。

正月になると思い出すことばです。



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