自己成就予言の効用

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

香西咲さんのTwitter(2014年7月6日)より引用。

夜と霧
友達に薦められて購入(๑⃙⃘´罒`๑⃙⃘)☆

人間?人生?生き甲斐?
先が見えない事に不安になりがちな現代人にとって、生きる意味を見出すヒントがあるとの事☆

私はこの本からどんなメッセージを受け取るのだろう?

「夜と霧」の筆者のフランクルは、精神医学者です。
ユダヤ人であったために、ヒトラーによって、アウシュビッツ収容所へ送られました。
自分の身のまわりで、多くのひとたちが落命していきます。
フランクル自身も死の淵に立っていました。
1945年に第二次世界大戦が終わります。
生還後フランクルは、「夜と霧」を書きあげました。
著書からは、精神医学者として、極限の状況におかれた人々の内面を精緻に観察しているようすがうかがえます。

本日は自己成就予言(じこじょうじゅよげん)について書いてみたいと思います。
自己成就予言とは、いわゆる自己暗示のことです。
広辞苑には、
他者からの説得・命令によってではなく、自分で自分に与える言葉やシンボルによって自己のもつ表象や行動に変化をもたらすこと
と書かれています。

読売新聞(2014年7月22日)に次のような記事が載っておりました。
一部を引用します。

血液型と性格「関連なし」…九大講師調査

血液型と性格の関連性に科学的根拠はないとする統計学的な解析結果を、九州大の縄田健悟講師(社会心理学)が発表した。

日米の1万人以上を対象にした意識調査のデータを分析した。
「A型の人は真面目」「B型は自己中心的」といった血液型による性格診断は、国内で広く信じられているが、就職や人事などで差別される「ブラッドタイプ(血液型)・ハラスメント」の問題も指摘されており、一石を投じそうだ。
研究成果は6月25日に発行された日本心理学会の機関誌「心理学研究」に掲載された。
縄田講師によると、血液型と性格を結びつける考え方は国内では流布しているが、海外ではほとんど知られていない。
1970年代に出版された関連本がきっかけで、その後もテレビ番組などで紹介されたことで広がったという。
縄田講師は、経済学分野の研究チームが、2004~05年に日米の1万人以上を対象に、生活上の様々な好き嫌いなどを尋ねた意識調査に、回答者の血液型が記載されていることに注目。
血液型によって回答に違いがあるかどうかを解析した。
その結果、「楽しみは後に取っておきたい」「ギャンブルはすべきではない」など、計68項目の質問に対する回答のうち、血液型によって差があったのは「子供の将来が気にかかる」などの3項目だけで、その差もごくわずかだった
このため「無関連であることを強く示した」と結論づけた。
(略)
厚生労働省によると、採用面接などで血液型を尋ねられるケースは後を絶たず、同省は「血液型は職務能力や適性とは全く関係ない」として、血液型を質問しないよう企業に求めている。

血液型による性格分類は、信憑性に欠けるようです。
かねてより、日本でのみ流行している特異な事象、との指摘もありました。
それでは、まったく意味がないのかといいますと、そうでもありません。
自己成就予言としての効用が期待できます。
たとえ根拠のない噂や思い込みであっても、それを信じて行動することにより、予言通りの現実がつくられる可能性があります。

A型の人物は、堅実で協調性が高い、といわれています。
このことを信じているひとは、日頃より、
「自分は堅実で協調性が高い」
という暗示をかけています。
結果、巷間(こうかん)いわれているような性格になっていく可能性があります。

ちなみにぼくは、この種の分類をまったく信じていません。
このため自己成就予言の恩恵にはあずかっていません。

はなしを「夜と霧」にもどします。
自己成就予言の事例として、著作のなかから二つの場面を取り上げてみたいと思います。

ひとつ目は、アウシュビッツ収容所で生き延びることができたひとについてです。
このかたはまず、自分が講演をおこなう会場を思い浮かべました。
そこはきらびやかなシャンデリアが輝いています。
光のなかで自分は、専門分野に関する話題を語っています。
聴衆は皆、厳粛な面持ちで聞いています。
話し終えたとき、嵐のような拍手が起こりました。
大成功でした。
おわかりの通り、この人物は自己成就予言をおこなっています。
意図的に架空の世界を思い描いたのです。
結果、苛烈な現実から逃れることができました。
自分で自分を鼓舞させることに成功したのです。

ふたつ目は途中で命が尽きてしまったひとたちに関してです。
1943年のクリスマスから正月にかけて、アウシュビッツ収容所ではたくさんのユダヤ人が亡くなりました。
寒波がやってきたわけでも、大きな病気が流行したのでもありません。
実は、この年の夏ぐらいから、根拠のない噂が流れていました。
今年のクリスマスには戦争が終わって自分たちは解放される、と。
これを信じた者たちは、家族とともに楽しく生活をしている光景を夢想しました。
自己成就予言をおこないました。
クリスマスが近づいてきました。
戦争終結の知らせは届きません。
人々は落胆しました。
絶望感に襲われました。
明るい未来像は霧散しました。
「もうだめだ」
誰しもが、マイナスの自己成就予言をおこないます。
やがて到来したのは死でした。

香西咲さんのTwitter(2014年12月9日)より引用。

体調回復して無謀な夢を追い続けて頑張ってる、今とても幸せですよ*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭* ੈ✩‧₊˚

(再掲)
「無謀な夢を追い続けて頑張ってる」

どのような夢なのかはわかりませんけれども、香西咲さんがその夢を追い続けて頑張っていれば、ご自身の考えている現実が実現すると思います。



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