回り道のある人生ー

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

ケーラーというドイツの心理学者がいます。
あるときケーラーは、網目のあるフェンスを複数、用意しました。
フェンス
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フェンスを並べて、下図のように、行き止まりになっている小路をつくりました。
いわゆる、袋小路です。
(※下図は、自作です。拙くて申し訳ありません。)

袋小路

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設置後、フェンスの前方に(えさ)を置きました。
(※ 下図のが、餌です。)

ケーラー6

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袋小路に、ニワトリを入れました。

ニワトリ 遠い

外に餌があることを知ったニワトリは、そこをめがけて突進します。
フェンスに身を遮られても、必死になって前へ進もうとします。
結局、ニワトリは、餌のあるところへたどり着けませんでした。

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今度は、 同じ場所に、犬を放しました。

犬 遠い

犬はニワトリと違う行動をとりました。
立ち止まり、網目越しに遠くの餌を眺めます。
必要以上に進み出ることをしません。
それから、後方を向きました。

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袋小路ですので、うしろは開いています。
フェンスはありません。

犬 遠い2

犬は回り道をして、餌のあるところへ到達することができました。
賢いです。

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ケーラーは餌の位置を変えました。
フェンスのすぐ前方に置きました。

ケーラー7

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しばらくして、ここに、先ほどの犬を入れました。

犬 近い

犬の様子が激変しました。
フェンスの前で、せわしく動きまわります。
上述したニワトリと似たような行動をとります。
息を荒くして、前に進むことしかしません。
回り道をすれば餌を手に入れることができる、とわかっている犬です。
前方のフェンスに何度も、からだを強く当てる必要はないはずです。
結局、犬は、餌を手に入れることができませんでした。

なぜ犬は、回り道ができなくなったのでしょうか。
それは、餌がすぐ近くにあったからです。
眼前で立ち上る芳香にふれて、犬は、自分自身を見失ってしまったのです。
あとは本能だけが犬を動かします。
ほしいものが直近の場所にあれば、目標に向かってまっすぐ突き進む。
これが動物の本能です。

香西咲さんのTwitter(2014年11月26日)より引用。

人生回り道する事もあるけど
生涯で見てみたら無駄な事ってひとつもないって信じてる。

回り道のある人生は賢明な生き方である、とぼくは思います。



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