香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。
本日は、明治以降の日本がおこなってきた戦争について、振り返ってみたいと思います。
■1868年 明治維新(この年から明治が始まる)
↓(21年後)
■1889年 大日本帝国憲法が発布される
■1890年 この憲法が施行される
↓(4年後)
■1894年 日清戦争・・・・・・中国と戦う(勝利)
↓(10年後)
■1904年 日露戦争・・・・・・ロシアと戦う(勝利)
↓(10年後)
■1914年 第一次世界大戦・・・・・・ドイツと戦う(勝利)
↓(17年後)
■1931年 満州事変・・・・・・中国から、東北地方(満州)を奪う(勝利)
↓(6年後)
■1937年 日中戦争・・・・・・中国との全面戦争に突入(決着がつかず)
↓(4年後)
■1941年 太平洋戦争・・・・・・アメリカなどとの全面戦争に突入
↓(4年後)
■1945年 終戦
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ご覧の通り、日清戦争から第一次世界大戦まで、日本は10年おきに戦争をおこなっています。
その後、第一次世界大戦から満州事変までは、17年間、戦争がありませんでした。
このあとは、数年おきに戦争を繰り返しています。
第一次世界大戦が終わってからなぜ、17年間も戦争をしなかったのか。
これには理由があります。
上述した流れに対して、主な出来事を付け加えてみます。
1912年 元号が「大正」となる。
■1914年 第一次世界大戦・・・・・・ドイツと戦う(勝利)
1918年 本格的な政党内閣が始まる(原敬内閣)
1925年 普通選挙法成立(25歳以上の男子に選挙権)
1926年 元号が「昭和」となる。
1910年代に入ると、尾崎行雄や犬養毅らの政党政治家が、精力的に活動をおこないます。
目指したのは、非政党内閣の打倒と、財産のあるなしに関わらず選挙権が行使できる普通選挙の実現です。
尾崎行雄は、国会議員を60年以上も勤めたひととしても有名です。
1918年に、原敬(はらたかし)を首班とする本格的な政党内閣が誕生します。
これは画期的な出来事です。
原敬は、衆議院に議席を持つ政党の党首、という立場で、首相に任命されました。
ちなみに、当時の首相は、元老によって選ばれていました。
元老とは、明治政府の功労者のことです。
伊藤博文、山県有朋(ありとも)、黒田清隆、井上馨(かおる)、松方正義、西郷従道、大山巌、桂太郎、西園寺公望(きんもち)などの人物がおりました。
1925年には、25歳以上の男性を有権者とする普通選挙法が成立します。
このようにして、大正時代に民主主義が発展しました。
「大正デモクラシー」と称されます。
もちろん良いことばかりではありません。
普通選挙法が成立した1925年には、国民の言論や思想の自由を制限する治安維持法もつくられました。
1929年に、アメリカで恐慌が発生します。
これが世界中に広がります。
世界恐慌です。
日本もこの影響を受けます。
経済が行き詰まった日本は、資源の豊富な中国の東北地方(満州)を手に入れようとします。
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1929年 世界恐慌
■1931年 満州事変・・・・・・中国から、東北地方(満州)を奪う(勝利)
1932年 5.15事件(政党政治家の犬養毅首相が暗殺される)
1936年 2.26事件(軍部によるクーデター未遂事件)
満州事変後、政党政治家の犬養毅が首相に選ばれます。
犬養毅首相は、5.15事件で暗殺されます。
2.26事件以降、軍部の力が増してきます。
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■1937年 日中戦争・・・・・・中国との全面戦争に突入(決着がつかず)
1940年 各政党は、解党
1940年に各政党は、自ら解党します。
その後、大政翼賛会という戦争に協力する組織に吸収されていきます。
1941年10月18日、現役の軍人である東条英機が首相に選ばれます。
同年の12月8日、日本はハワイの真珠湾を攻撃します。
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■1941年 太平洋戦争・・・・・・アメリカなどとの全面戦争に突入
↓(4年後)
■1945年 終戦
香西咲さんのブログ(近況報告)より引用。
咲はここ1ヶ月くらい、意識的に電波断ちをしていました。
親友達とニューカレドニアに行ったり。
国内でも電波が通じにくい山の中に行ってみたり。
・・・何故かって?
→本当の自分を知るためです。
いつも電波のある所にいると
たまに
ファンの皆様の意見=自分の意見
と錯覚してしまう事があります。
本当の自分の意見が見えづらくなってしまいます。
だから1ヶ月近く
SNSや携帯から意識的に離れてみました。
この文章を読んだとき、ぼくは、唸りました。
香西咲さんはすごいです。
太平洋戦争中、日本の国会には、一つの政党しかありませんでした。
大政翼賛会という名の軍事政党です。
国会議員は皆、同じことしかいいません。
国民もそうです。
日本全体が呪縛されたかのように自分の意思を喪失していました。
あのとき、日本の国会議員や首相や国民が、香西咲さんと同じことをおこなっていれば。
あのような無謀な戦いをおこなうことはなかったと思います。
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