古代ギリシアにおけるアテネの男性の女性観

香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。

ギリシアではかつて、国内に数百の小国が栄えていました。
当ブログでも以前にご紹介したことがあります。
この小国のことを「都市国家」とか「ポリス」といいます。
それぞれが独立しています。
王はいません。
アテネという都市国家がありました。
ライバルのスパルタを凌駕する強国です。
アテネは、いまから二千数百年前に、世界で最初の直接民主政治をおこなったことでも有名です。
ここでは市民が直接、政治に対して意見をいえます。
当時としては驚嘆すべき制度です。

隣のローマでは、B.C.509年に王を追放して、共和国となりました。
政治については当初、貴族だけしか参加できませんでした。
財産のない市民、つまり無産市民には、関与する機会があたえられませんでした。
のちになって、無産市民にも参政権があたえられます。
これでアテネと同じになったような感がします。
そうではありません。
ローマの政治形態は、間接民主政治です。
自分が国会議員にならないかぎりは、国会で意見を表明したり、採決に参加することができません。
この点がアテネとは違うところです。

アテネの民主政は、ペリクレスという指導者の時代(B.C.443年~B.C.429年)に完成しました。
ローマは別として、ギリシア以外の国は、民主政治とは対極の王政です。
アテネのひとたちは、それらの国をほくそ笑んでいるような感があります。
残念ながらそうともいいきれません。
陰の部分もあります。
参政権をあたえられていたのは、18歳以上の男性のみです。
女性は除外されていました。
政治に参加する権利がありませんでした。
ちなみにギリシアの女性に参政権があたえられたのは1952年のことです。
他国も似たような状況です。
第二次世界大戦後に付与されました。

古代のアテネでは、女性をどのような目でみていたのでしょうか。
端的にいいますと女は、子供を産むための道具です。
男からは、対等な人格を持った存在と思われていませんでした。
女性に対して愛が生まれるということはありませんでした。
もちろん男性は、女性をかわいがります。
それはペットの犬や猫を愛でるのと同じような感情です。

柳澤伯夫(1935年生)という自民党の元衆議員がいます。
厚生労働大臣のときの発言が衝撃的でした。
2007年にこのようなことをいいました。

女性は子供を産む機械である、と。

平野貞夫(1935年生)という元参議員がいます。
国会議員になる前は、衆議院事務局の職員でした。
高潔なかたです。
ぼくは個人的に尊敬しています。
野党の立場から活躍をしていました。
そのかたがテレビで、柳澤厚労大臣の言辞について批評しました。
柳澤さんの発言は絶対に許すことができないと。
爽やかな弁舌でした。
そのあとにいったことばが印象に残っています。

私たちの年代のものは皆、柳沢さんと同じような考えをもっている。
私も国会議員時代、このようなことばが不用意にでないよう細心の注意を払っていた、と、

ぼくはこのとき、寂寞(せきばく)とした情につつまれました。

もちろん現在では、このようなことを考えるひとたちは少数です。
年配者は別として、かつてのアテネのような女性観をもっているひとはいません。
ぼくはそう思っていました。
ところがそうとはいいきれないような気もしてきました。

ドイツ観念論の創始者であるカント(1724年~1804年)は次のようにいっています。

自分には道徳を。そして他人には幸福を

「自分には道徳を」
ぼくは別にここまで堅苦しく考える必要はないと思います。
ただ、
「他人には幸福を」
ということばには共感がもてます。

(「泣ける2ちゃんねる」より引用)

事情があって生活保護を受けている母子家庭の知人の子供が夏休みに法事で東京へ来た。
「おじさんがディズニーランドへ連れてってあげるよ」と言うと、
頑なに固辞するので、
子供のくせに遠慮するなあと思って理由を訊いたら、
「だって高いから」とだけ言うと、
その子は下を向いてしまった。

「じゃあおじさんと、明日どこかドライブへ行こう」と次の早朝連れ出した。

首都高から湾岸線、浦安で降りるとTDLの看板があり、その子はまだきょとんとしていたが、駐車場へ入るあの角を曲がったときのその子の驚きと感動の歓声が忘れられない

持ちきれないくらいのおみやげを買ってやり、5万くらい使ったが、馬にぶち込むよりはいい使い方だと思った。

「泣ける2ちゃんねる」から引用させていただきました。
この本はこれまでに多くのシリーズが刊行されています。
ぼくは7冊ほどもっています。

この文中の「おじさん」は、おそらく競馬好きなのでしょう。

「持ちきれないくらいのおみやげを買ってやり、5万くらい使ったが、馬にぶち込むよりはいい使い方だと思った」

ぼくはこれを読んだとき、カントのことばが頭に浮かびました。
「自分には道徳を。そして他人には幸福を」

女性を道具視するひとたちは、自分のことしか考えていません。
このかたがたには、相手の幸せを考えるという人間としての感情がないのでしょうか。
ぼくには理解できないです。

話は変わりますけれども、本日の香西咲さんのツイートはとてもかわいらしいです。
ほほえんでしまいました。
風邪の具合はいかがなのでしょうか。
恢復に向かっていることを願っております。
よい休養の機会だと思って、焦らずに治していただきたいです。




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