香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。
今日は1日中、テニスをしていました。
先ほどパソコンで、香西咲さんのツイッターを拝見しました。
無事に日本へ戻られたことを知り、安堵しました。
背中のあたりが楽になっている自分に気がつき、苦笑しました。
それにしても、今回の香西咲さんの旅立ちは、ものすごく格好良かったです。
ニューカレドニアへ行かれることはツイートされていましたが、具体的な日程等は何も知らせずに、フェードアウトする。
喧噪が収まった頃、何気なくフェードインする。
粋だと思いました。
さすがです。
昨日のブログでぼくは、西田幾多郎の純粋経験のことについてふれました。
日本から遠く離れた南半球の地で香西咲さんも、眺めている自分(主観)と、その対象としての自然(客体)とが一体となる体験をされたのかもしれません。
ツイッターの海の写真はとても綺麗でした。
近年の日本では、純粋経験をできないひとが増えているような気もします。
純粋経験をするということは、客体(対象)と感応している新しい自分を発見することです。
ぼくは最近、美しいとされるものをみても心がときめかなくなっていました。
この2枚の写真をみて、ぼくは我を忘れました。
自分にもまだ、感動する心が残っていたようです。
このときぼくは、新しい自分を発見したことがわかり、うれしくなりました。
香西咲さんも、新しい自分と出会うことができたのでしょうか。
香西咲さんの症状が気になります。
自分のことを書きます。
以前のぼくは、仕事のことしかみえない愚か者で、かつ、完全主義者でした。
反動で体調を崩したことが多々あります。
何か月にも渡って常に激しく咳き込むということがありました。
また、肩と背中に激しい痛みを感じ、どのような治療をしてもまったく効果がないということもありました。
もう自分の人生はここまでかもしれないと悲嘆したときもあります。
完全主義者をやめてからはこうしたこともなくなりました。
不思議なものです。
ぼくは幼少の頃より人一倍の負けず嫌いで、常に1番にならないと気の済まない性分でした。
仕事でも同様です。
常にトップを目指していました。
トップの位置にいる自分を誇らしく思っていました。
1番こそが自分の存在を証明するものでした。
あるときぼくは、こうした考えを捨てました。
世の中にはいろいろな世界があります。
所詮、ぼくの属している世界は、その数多くある中のひとつにすぎません。
まさしく、プラトンのいう「洞窟のイドラ」です。
ぼくは狭い洞窟の中が、世の中のすべてだと思っていたのです。
自分がいかに小さいかを知りました。
考えをあらためてからは体調がよくなりました。
咳き込むことも、肩や背中が痛くなることもなくなりました。
ぼくはいま、中庸を意識して生きようとしています。
以前はサービス精神が旺盛でしたがそれもやめました。
だからといって自分の人間としての価値が下がるわけでもありませんので。
残念ながら、病状に関してぼくから香西咲さんに対してアドバイスできることはありません。
一途に回復を願うばかりです。
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