香西咲さんを勝手に応援するサイトの管理人の「焼酎好き」です。よろしくお願いします。
これまでに、プレミア焼酎(プレミアム焼酎)、と呼ばれるものをご紹介してきました。
代表的なのが、
森伊蔵、
魔王、
村尾、
伊佐美、
佐藤、
一どん、
百年の孤独、
です。
実は、これ以外にもプレミア焼酎(プレミアム焼酎)は存在します。
焼酎は1年を通して販売されていますが、年に1、2度、流通するものがあります。
季節商品と呼ばれているものです。
代表的なのが、毎年、春と秋に発売される赤霧島です。
大人気の焼酎です。
すぐに売り切れます。
過日、醸造元の霧島酒造から、今秋の赤霧島の出荷日が発表されました。
この焼酎につきましては後日、稿を改めてご紹介したいと思います。
赤霧島は全国で販売されます。
取り扱いをしている店舗も多いので、運が良ければ購入することができます。
これからご紹介をするのは、「幻の焼酎」と呼ばれているものです。
いくつかあります。
本日はそのなかから、古八幡についてご紹介します。
この焼酎は年に一度、春に発売されます。
古八幡ですけれども、「こはちまん」ではなく、「いにしえはちまん」と読みます。
醸造しているのは、鹿児島県の高良酒造です。
こちらがつくっている焼酎はどれも、「準プレミア焼酎」と呼ばれており、人気があります。
通年商品は、八幡と田倉です。
この八幡の古酒が、古八幡です。
高良酒造の社長の高良武信さんはつぎのように語っています。
(『自分らも農業の延長線にあると思うんですよ。』)から引用
「古八幡は黒麹なんですけども、私はタイプとして白麹が好きだったんですが、そのころ、皆さん黒麹を使って焼酎を造られるようになってきましたから、それじゃ作ってみようかなと思ってですね、造ったんですけども、・・・ちょっと、こう好みのタイプじゃなかったもんですから、私としてはですね。で、出さずにそのままタンクに貯蔵しておったんですね。というか売りそびれたというか出しそびれたというか(笑)。 そしたらおいておくうちに三年~四年たってなかなかおもしろい味になってきたんですよ。香りとか味とか。こりゃあこのままひょっとすると商品としていけるんじゃないかな?。で、そうして小売り店さん達と話をして、どうですかね?これを商品化したらっていうことで、これはおもしろいんじゃないかということで、だいたい貯蔵して7年目に出し始めたんですよ。」
高良酒造の焼酎を取り扱っている酒販店は、全国でもごく少数です。
以前に、ある特約店へ電話をして古八幡の入荷状況を訊ねたことがあります。
店主がいうには、わずか数本しか入ってこないとのことでした。
他店も似たような状況のようです。
テレビドラマのせりふに、
「世の中にはほしくても手に入れられないものがある」
というのがありました。
ぼくはそういうものなのだろうと思いました。
1年前のことです。
焼酎仲間から連絡がきました。
セット販売だけど、もしかしたら買えるかもしれないと。
その店へ電話をしました。
店主がでました。
胸が高鳴りました。
用件を伝えました。
店主はあっさりと、まだ在庫がありますよ、といいました。
ぼくは何度も礼をいって電話を切りました。
数日後、他の焼酎と一緒に、古八幡が送られてきました。
感激しました。
そのときは漠然と、これから何かうれしいことがあったら開栓しようと思いました。
特にこれといった目標があったわけではありません。
いまは目標ができました。
そのときに古八幡をのめたら、と思っています。
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