フランスでもAV出演強要がおこなわれているようです。フランスの被害者の方々も、香西咲さんたちと同様に、勇気を持って真実をあきらかにしました

昨日(2020年9月30日)、クーリエ・ジャポン(※講談社)は、
被害者を言葉巧みに言いくるめ、同意のない行為を強制フランスでもあった『AV強要』─パリ検察が大手サイトの捜査開始
という記事を配信しました。
当該記事の一部を引用します。

(2020年9月30日 クーリエ・ジャポン「被害者を言葉巧みに言いくるめ、同意のない行為を強制フランスでもあった『AV強要』─パリ検察が大手サイトの捜査開始」から、引用。)

2020年9月30日 クーリエ・ジャポン

(2020年)9月25日、パリ検察がフランスの大手ポルノ配信サイト「ジャッキー&ミシェル」に対する捜査を開始した。
仏紙「20ミニュット」によれば、検察は(2020年)7月10日に予備捜査を開始し、同サイトが配信する複数の動画の撮影過程でレイプや「売春斡旋行為」があったとされる問題を調査していた。

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「ジャッキー&ミシェル」が配信するポルノ動画に過去に出演した2人の女優が、撮影の過程で合意のない性行為をおこなうよう強制されたと告発した。

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「私は『いやです、いやです』と何度も言いました。でも、あるシーンを撮影しているときに、彼らは私の意思に反してやったんです」
事前の取り決めは守られず、同意していた以上の人数との性行為を強要されることもあったという。
「私は怖かったんだと思います。断ったり、批判されたりするのが。20歳で、1人で電車に乗って撮影場所まできて……制作チームや男優に囲まれていて、誰も味方がいないんです。『ノー』とは言えませんでした」

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もうひとりの女性は、男優による女性の“斡旋システム”が存在することを証言した。
彼女がポルノに出演したのは、「ジャッキー&ミシェル」で男優をしていた知り合いに誘われたことがきっかけだった。
その知り合いの男は、女性を紹介することで金銭を得ているのかという記者の質問に、女性はこう答えている。
「もちろん。それが彼の役目です。男優はあまり稼げないから」

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(略)2月27日に大審裁判所の検察局に問題を通報し、パリ検察によって7月に予備捜査がおこなわれることになった。

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フランスは2016年に買春および売春斡旋を禁じる法律を制定して以来、「廃止主義」の立場をとってきた。
共同声明によれば、この法律のおかげで、売春斡旋に関する捜査は法律施行から4年で54パーセント増加したが、ポルノはこの法律の死角になっているという。
「ポルノと売春の違いは部屋の中にカメラがあるかどうかだけである。ポルノ犯罪システムを、フランスの性売買廃止主義政策の死角から出すことが不可欠だ」
(フランスの3つの女性団体の)声明は述べている。

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(略)7月の予備捜査の開始以降、数十人の女優が弁護士に相談をおこなった。
中にはレイプや性暴力の様子を詳細に語った女性もいる。
そして、多くの被害者はインターネットからの動画の削除を求めているという。

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フランスでも日本と同様に、AV出演強要がおこなわれているようです。

話題を日本に移します。
日本では現在、刑法の性犯罪の規定を見直すかどうかの論議が進められています。

(参考。当ブログ)
<性犯罪に関する刑事法検討会に関して>

2020年9月14日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会で、AV出演強要に関する意見が)
2020年9月22日(第5回性犯罪に関する刑事法検討会で、叩き台が確定)
2020年9月23日(叩き台のなかにAV出演強要問題が盛り込まれたような気が)
2020年9月24日(森まさこ前法務大臣が、AV出演強要に言及した山本潤委員を選任した経緯)
2020年9月25日(第6回性犯罪に関する刑事法検討会。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出【1】)
2020年9月26日(第6回性犯罪に関する刑事法検討会。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出【2】)
2020年9月27日(第6回性犯罪に関する刑事法検討会。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出【3】)
2020年9月28日(性犯罪に関する刑事法検討会。現在までの進捗状況)

上述の性犯罪に関する刑事法検討会では、以下の事柄も論議の対象となっています。

(2020年8月27日 第5回性犯罪に関する刑事法検討会「検討すべき論点」より、引用。)

2020年8月27日 検討すべき論点

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方

〇 他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

〇 撮影された性的な姿態の画像の没収(消去)を可能にする特別規定を設けるべきか

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

AV出演強要を禁止しなければ、これからも被害はつづきます。
法務省の性犯罪に関する刑事法検討会は、はたして、どのような結論を出すのでしょうか。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ

AV出演強要には、労働基準法が規定している「強制労働の禁止」なども適用してほしいです。香西咲さんたちを蹂躙したAV業界人を野放しにしてはなりません

昨日のブログで、CCN特派記者Tさんが書かれた記事の一部を参照しました。
警察はAV出演強要に対して労働基準法の適用を考えているのでは、との部分です。
もう一度、引きます。

(2020年9月28日 CCN、プライムニュース「新政権でどうなる?AV出演強要問題 ~まだまだ続く公権力からのメス」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年9月28日 CCN特派記者Tさん

起訴されたプロダクション関係者とスカウトの裁判がこれから始まります。

(参考。CCN、プライムニュース)
2020年5月29日「コロナ禍後のAV業界の課題は!?

一年もの間続いた関係者への捜査。
取り調べを受けた関係者や担当弁護士の話を聞くと、今までの労働者派遣法や職業安定法以外に新しい法律の適用が試されとの報が。
その新たに持ち出されたのはいわゆる労働基準法で、これは女優への強制労働やピンハネの事案への適用。
そこには人権問題以上に労働法規の問題(労働問題)としてAV業界にメス入れていこうとする警察の狙いが見て取れると。そんな弁護士の見立てです。

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昨日は、労働基準法の第5条と第6条を確認しました。

労働基準法

第5条
第5条
(強制労働の禁止)

使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。

第6条
(中間搾取の排除)
第6条

何人(なんぴと)も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。

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本日はさらに、労働基準法の第16条をみてみます。

第16条
(賠償予定の禁止)
第16条

使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。

同条につきましては、以前、橋本陽子さんというかたが新聞に以下の文章を寄稿されたことがあります。

(2017年4月11日 朝日新聞「声」より、引用。)

<一部分を抜粋>
橋本陽子さん(大学教員)

AV出演契約は実態に即して考えれば労働契約である。
労働基準法16条から、違約金を定める労働契約はそもそも無効となる。
違約金を盾に出演を強要された段階で、
「違約金を払うという契約は無効で、私には支払い義務も出演の義務もない」
と言えばいい。

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労基法16条の内容と「そもそも違約金を定めた契約書に署名してはならない」ことは高校生でも十分理解できるだろう。
改めて学校でも教えてはどうか。

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AV出演の強要は、もちろん労基法以外の法律違反も問題になるが、労基法に基づく取り締まりを期待したい。
そして、豊富な実績を持つ労働相談窓口も活用していただきたい。

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正鵠を得た論説です。

(再掲。CCN特派記者Tさん)
取り調べを受けた関係者や担当弁護士の話を聞くと、今までの労働者派遣法や職業安定法以外に新しい法律の適用が試されとの報が。その新たに持ち出されたのはいわゆる労働基準法で、これは女優への強制労働やピンハネの事案への適用

ここで問題となるのは、女優は労働者なのか、という点です。
当然、労働者でなければ労働法は適用されません。
このことにつきましては、2015年9月9日の地裁判決が参考になります。

まずは、池内さおり衆議院議員の国会質疑をみてみます。

(2016年3月11日 衆議院 内閣委員会「会議録」より、引用。)

2016年3月11日 池内さおり 衆議院議員(日本共産党)

この裁判の当事者となった女性は、ある繁華街の駅頭でスカウトマンから、タレントにならないかと勧誘をされた。
Aさんは、普通のタレントだと考えて、わいせつな行為をするとは想定をしないままに営業委託契約書に署名捺印をしました。

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普通のタレントとして扱われると思っていたら、最初からわいせつな仕事をさせられた。
その後も、契約書の存在を盾にわいせつな仕事をさせられて、プロダクションの一存でAV撮影も強行されてしまいました。

つぎは判決文です。
地裁は判決のなかでつぎのようにのべています。

(参考)
2015年9月9日 東京地方裁判所 判決文(※提供は内閣府。)

<一部分を引用>
2015年9月9日 東京地方裁判所

第1次契約及び第2次契約の内容は、被告が出演するものについて原告(プロダクション)の決定に従わねばならず、出演しなかった場合に損害賠償義務を負うとされているのに対し、被告の得られる報酬の額や支払方法について具体的な基準は定められていない。

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実際にも、被告がどんなグラビア撮影やアダルトビデオ撮影に従事するかについては、被告の意思にかかわらず、原告(プロダクション)が決定していた。

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これらの実情に照らすと、第1次契約及び第2次契約はいずれも、被告が原告(プロダクション)に対してマネジメントを依頼するというような被告中心の契約ではなく、原告(プロダクション)が所属タレントないし所属AV女優として被告を抱え、原告(プロダクション)の指示の下に原告(プロダクション)が決めたアダルトビデオ等に出演させることを内容とする雇用類似の契約であったと評価することができる。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

雇用契約は、雇用主と労働者のあいだでむすばれる契約です。
労働法が適用されます。
営業委託契約(業務委託契約)は、雇用主と個人事業主とのあいだの契約です。
労働法は適用されません。
AV業界は、労働法が適用されるのをふせぐため、女性と営業委託契約(業務委託契約)をむすびます。
こうした偽装に対して、裁判所は、
被告が原告(プロダクション)に対してマネジメントを依頼するというような被告中心の契約ではなく、原告(プロダクション)が所属タレントないし所属AV女優として被告を抱え、原告(プロダクション)の指示の下に原告(プロダクション)が決めたアダルトビデオ等に出演させることを内容とする雇用類似の契約であったと評価することができる
と判示しました。

現在のところ、AV出演強要を禁止する法律はまだつくられていません。
警察は業を煮やしているようです。
新法ができないのならば、既存の法律で、ということなのでしょうか。
とりあえずは労働法による検挙を期待します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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AV出演強要。労働基準法第6条でピンハネが禁止されています。警察と検察は今後、中間搾取の排除の規定を適用するのでしょうか。香西咲さん「どれだけ搾取していたか」

昨日、CCN特派記者Tさんのブログが更新されました。

2020年9月28日
 CCN、プライムニュース
新政権でどうなる?AV出演強要問題 ~まだまだ続く公権力からのメス

当該記事のなかから一部を引用させていただきます。

<一部分を抜粋>
2020年9月28日 CCN特派記者Tさん

起訴されたプロダクション関係者とスカウトの裁判がこれから始まります。

(参考。CCN、プライムニュース)
2020年5月29日「コロナ禍後のAV業界の課題は!?

一年もの間続いた関係者への捜査。
取り調べを受けた関係者や担当弁護士の話を聞くと、今までの労働者派遣法や職業安定法以外に新しい法律の適用が試されとの報が。
その新たに持ち出されたのはいわゆる労働基準法で、これは女優への強制労働やピンハネの事案への適用。
そこには人権問題以上に労働法規の問題(労働問題)としてAV業界にメス入れていこうとする警察の狙いが見て取れると。そんな弁護士の見立てです。

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警察庁は以前より、通達のなかで、労働基準法の適用に言及しています。

AV出演強要に関する警察庁の通達

①平成28年(2016年)6月28日 警察庁丁保発第119号「アダルトビデオへの強制的な出演等に係る相談等への適切な対応等について(通達)」
  
②平成29年(2017年)3月31日 警察庁丁保発第40号 警察庁丁少発第80号「アダルトビデオ出演強要問題及びいわゆる「JKビジネス」問題に対する緊急対策の推進について(通達)」
  
③平成30年(2018年)3月26日 警察庁丁保発第45号「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について(通達)」
  
④令和元年(2019年)7月11日 警察庁丁保発第63号「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について(通達)

警察庁が発している最新の通達を参照します。

(令和元年(2019年)7月11日 警察庁丁保発第63号「アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について(通達)」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2019年7月11日 アダルトビデオ出演強要問題に係る対策の推進について(通達)

2 取締り等の推進

(1) 各種法令の適用を視野に入れた取締りの推進

アダルトビデオの契約、出演等に係る相談、被害申告、情報提供等を受理した際は、強制性交等罪、淫行勧誘罪、強要罪、傷害罪、暴行罪、脅迫罪等による取締りはもとより、職業安定法(昭和22年法律第141号)第63条第2号(有害業務就業目的の職業紹介等)、労働者派遣業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(昭和60年法律第88号。以下「労働者派遣法」という。)第58条(有害業務就業目的の労働者派遣)、労働基準法(昭和22年法律第49号)第5条強制労働の禁止)、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第34条第1項第6号(児童に淫行をさせる行為)その他関係法令の適用を視野に入れた取締りを推進すること。

上述のCCN特派記者Tさんの記事をもう一度みてみます。

(再掲。「新政権でどうなる?AV出演強要問題 ~まだまだ続く公権力からのメス」)
新たに持ち出されたのはいわゆる労働基準法で、これは女優への強制労働やピンハネの事案への適用

警察庁の通達にも記されているとおり、労働基準法第5条は、強制労働の禁止について規定しています。
労働基準法第5条を確認します。

(参考。労働基準法)
第5条

使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。

(再掲。「新政権でどうなる?AV出演強要問題 ~まだまだ続く公権力からのメス」)
新たに持ち出されたのはいわゆる労働基準法で、これは女優への強制労働やピンハネの事案への適用

労働基準法は、ピンハネの禁止についても定めています。

(参考。労働基準法)
第6条

何人(なんぴと)も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。

ちなみに、AV業界の上部機関であるAV人権倫理機構の河合幹雄理事は、ピンハネの問題についてつぎのようにのべています。
現代ビジネスと弁護士ドットコムの記事を参照します。

(2018年1月29日 現代ビジネス「『AV強要問題』調査で分かった、女優のギャラ事情と「搾取の構造」」より、引用。)

河合幹雄 AV人権倫理機構 理事

業界内で言われているのは、ザックリ女優4割、プロダクション4割、経費(スカウト)2割である。
性行為への同意にばかり注目している人が多いが、根本問題として、人身売買により性を売らされている問題が世界規模で注目されており、報酬の搾取が酷いケース人身売買に極めて近く重大な人権侵害に該当する。

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(2020年3月13日 弁護士ドットコム「AV業界の改革、2年で『販売停止』6000件超え…『フルコースの出演強要』も新たに発覚」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年3月13日 弁護士ドットコム

河合理事
「(出演強要以外にも)契約があまりにも女優にとって不利だ。ものすごく人身売買に近い。具体的には、ギャラ問題だ。どうしても(プロダクションが)汚いことをすることはある」
と指摘した。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年7月2日

恐らく皆様が興味をお持ちであろう、AVのギャランティについても #青木亮 がどれだけ搾取していたか? #WILL #DMM にも弁護士経由で確認するつもりです。

この辺りの事情は本当に信頼している方にしか公開はしません。

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警察や検察は、AV業界に対して、労働基準法の第6条(中間搾取の排除)を適用するのでしょうか。
AV業界からピンハネをされた女優の方々におかれましては、とりあえず、民事面で返還の請求されることをお勧めします。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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香西咲さんたち多くの女性に対してAV出演強要をおこなってきたAV業界人は裁かれるのでしょうか。性犯罪に関する刑事法検討会の現在までの進捗状況を確認します

現在、法務省の性犯罪に関する刑事法検討会において、刑法の性犯罪の規定の見直しが論議されています。
本日は、現在までの進捗状況を確認します。

2020年3月31日
性犯罪に関する刑事法検討会を新設

今年(2020年)の3月31日、法務省内に、性犯罪に関する刑事法検討会が設置されました。

(参考。当ブログ)
2020年4月2日(性犯罪に関する刑事法検討会が発足)
2020年4月3日(被害者の山本潤さんが委員に選ばれる)
2020年4月4日(森まさこ法務大臣が山本潤さんに言及)
2020年4月8日(「暴行・脅迫」要件と不同意性交罪に関する井田良座長の考え)
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2020年7月28日
第4回性犯罪に関する刑事法検討会

7月28日に第4回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。
委員が論議をしていくためには何らかの叩き台が必要です。
法務省は論点を絞り込みました。
叩き台の原案となる論点整理(案)を提示しました。

(参考。当ブログ)
2020年7月28日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会でしめされた叩き台の原案)

論点整理(案)のなかに、以下の記述がありました。

(2020年7月27日 論点整理(案)より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年7月27日 論点整理(案)

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方

〇 他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為を処罰する規定を設けるべきか。

〇 撮影された性的な姿態の画像の没収(剥奪)を可能にする特別規定を設けるべきか

この原案に対して、委員と法務省とのあいだでやりとりがありました。

(参考。当ブログ)
2020年9月14日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会で、AV出演強要に関する意見が)

(2020年7月27日 第4回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<12~14ページ>
2020年7月27日 齋藤梓 委員(臨床心理士)

最後に、「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についてです。
アダルトビデオ出演の強要でありますとか、盗撮だけではなく、同意なく撮影する行為も幅広く含まれるのかという点が一つです。

2020年7月27日 岡田参事官

それから、性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております。
その際に、同意なく撮影をされるということについての被害がどういうものであるかですとか、何を処罰しようとするのかという観点からも、御議論を頂ければと思っております。

2020年7月27日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

第1の8の「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についてなのですけれども、やはり、私も、アダルトビデオ出演強要は、人身取引も含めて非常に問題だと思っています。
デジタル化が進み、画像が拡散・拡大していくような問題をどのように解決していくのかということについても、議論していただければと思います。
画像等が拡散していくので、没収や削除が非常に難しく、被害がデジタルタトゥーとして永遠に記録されているということ自体が、被害者にとって、忘れられない烙印として残ってしまっているという問題があります。
アダルトビデオ出演強要は契約の問題というふうにも言われ、非常に難しいところはあるのですけれども、自分の性的な姿態が録画され、それを後から取り消すことができないということの問題や、また、だまされたり、脆弱な立場に乗じるなど、その他の強制力によって、性的な行為を撮影・録画された映像が拡大していくという問題について、「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」に、ぜひ含めていただければと思っています。

2020年7月27日 上谷さくら 委員(弁護士)

第1の8の一つ目の「〇」の性的姿態の撮影行為に関するところで補足させていただきたいのは、撮影だけでなく、譲渡とかインターネットに載せる行為など、盗撮に関してどこまでの行為を処罰するのかということについても、ぜひ検討をしていただきたいなと思います。
一旦インターネットに載せられてしまうと、それが拡散し、被害者にとって、一生おびえながら生活することになってしまうという実態がありますし、今、こういう盗撮をしている人は、かなりコピーを取っていたりもしますので、その下の「〇」の没収のところにも関わりますけれども、そういったもののコピーの没収、あとデジタルコピーの消去まで含むような形で議論していただけたらなと思っています。

2020年7月27日 岡田参事官

事務当局から補足して御説明をしたいと思います。
ただ今御指摘のありましたような、性的な姿態を撮影した画像の譲渡や拡散行為につきましても、第1の8の一つ目の「〇」の論点のところで御議論がなされるものと思っております。

2020年7月27日 小島妙子 委員(弁護士)

この性的姿態の撮影の問題は深刻だと思っておりまして、重要な論点だと思っております。

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2020年8月27日
第5回性犯罪に関する刑事法検討会

8月27日の第5回性犯罪に関する刑事法検討会で、あらたな論点がしめされました。

(参考。当ブログ)
2020年9月22日(第5回性犯罪に関する刑事法検討会で、叩き台が確定)

あらたな論点の名称は、
検討すべき論点
です。
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為を処罰する規定を設けるべきか
撮影された性的な姿態の画像の没収(剥奪)を可能にする特別規定を設けるべきか
の文言は、以下のように加筆、修正されました。

(2020年8月27日 第5回性犯罪に関する刑事法検討会「検討すべき論点」より、引用。)

2020年8月27日 検討すべき論点

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方

〇 他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

〇 撮影された性的な姿態の画像の没収(消去)を可能にする特別規定を設けるべきか

流通」ということばが加わりました。
デジタル大辞泉によりますと、「流通」は、
貨幣・商品などが経済界や市場で移転されること。特に、商品が生産者から消費者に渡ること
という意味です。
個人が単発的におこなう行為ではありません。
現在、「画像を流通させる行為」をおこなっているのは、AV業界です。

(参考。当ブログ)
2020年9月23日(叩き台のなかにAV出演強要問題が盛り込まれたような気が)
2020年9月24日(森まさこ前法務大臣が、AV出演強要に言及した山本潤委員を選任した経緯)
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2020年9月24日
第6回性犯罪に関する刑事法検討会

9月24日に第6回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。
上谷さくら委員は、同検討会に、AV出演強要に関する資料を提出しました。

上谷さくら委員が提出したAV出演強要に関する資料は以下のとおりです。

(参考。上谷さくら委員が第6回性犯罪に関する刑事法検討会に提出した資料)

若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~(※2017年 内閣府 女性に対する暴力に関する専門調査会)
「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(概要)(※2017年 内閣府)

(参考。当ブログ)
2020年9月25日(第6回性犯罪に関する刑事法検討会。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出【1】)
2020年9月26日(第6回性犯罪に関する刑事法検討会。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出【2】)
2020年9月27日(第6回性犯罪に関する刑事法検討会。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出【3】)
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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(再掲)
2020年8月27日 検討すべき論点

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方

〇 他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

〇 撮影された性的な姿態の画像の没収(消去)を可能にする特別規定を設けるべきか

AV出演強要に関するあらたな規定は設けられるのでしょうか。
第7回性犯罪に関する刑事法検討会は、来月(2020年11月)の10月20日に開催されます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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第6回性犯罪に関する刑事法検討会に上谷さくら委員が提出したAV出演強要に関する資料(その2)。香西咲さんたちのAV強要被害は、いまも未解決です

本日も、法務省の性犯罪に関する刑事法検討会についてふれます。
同検討会に関する当ブログの過去の記事は以下のとおりです。

(参考。当ブログ)
<性犯罪に関する刑事法検討会に関して>

2020年4月2日(性犯罪に関する刑事法検討会が発足)
2020年4月3日(被害者の山本潤さんが委員に選ばれる)
2020年4月4日(森まさこ法務大臣が山本潤さんに言及)
2020年4月8日(「暴行・脅迫」要件と不同意性交罪に関する井田良座長の考え)
2020年7月28日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会でしめされた叩き台の原案)
2020年8月12日(自民党の「性犯罪・性暴力対策の抜本的強化を求める緊急提言」)
2020年9月14日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会で、AV出演強要に関する意見が)
2020年9月22日(第5回性犯罪に関する刑事法検討会で、叩き台が確定)
2020年9月23日(叩き台のなかにAV出演強要問題が盛り込まれたような気が)
2020年9月24日(森まさこ前法務大臣が、AV出演強要に言及した山本潤委員を選任した経緯)
2020年9月25日(第6回性犯罪に関する刑事法検討会。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出【1】)
2020年9月26日(第6回性犯罪に関する刑事法検討会。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出【2】)

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上述のとおり、上谷さくら委員は、6回性犯罪に関する刑事法検討会に、AV出演強要に関する資料を提出しました。

(参考。上谷さくら委員が第6回性犯罪に関する刑事法検討会に提出した資料)

若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~(※2017年 内閣府 女性に対する暴力に関する専門調査会)
「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(概要)(※2017年 内閣府)

昨日は、上の資料のなかから、「『若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査』報告書(概要)をふりかえりました。
本日はもうひとつの「若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる『JKビジネス』及びアダルトビデオ出演強要の問題について~」をみてみます。

第86回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」を参照します。

2017年2月8日
内閣府 第86回女性に対する暴力に関する専門調査会

(2017年2月8日 第86回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~(※2017年 内閣府 女性に対する暴力に関する専門調査会)

<19~20ページ>
2017年2月8日 馬場 内閣府 暴力対策推進室長

(略)今回の現状と課題の整理のの概要につきまして御説明させていただきます。
まず、背景としましては、近年、若年層の女性の方がいわゆる「JKビジネス」で働きまして、性的な暴力等の被害に遭うといった問題や、本人の意に反しまして、アダルトビデオへの出演を強要されるといった問題が発生しておりまして、若年層の女性を狙った性的な暴力の問題は深刻な状況にあるということでございます。
政府の対応としては、昨年(2016年)5月に男女共同参画会議の決定や、すべての女性が輝く社会づくり本部決定におきまして、児童の性に着目した新たな形態の営業など、若年層を対象とした暴力の多様化を踏まえて、その実態把握に取り組むということとされまして、本専門調査会でも、昨年6月(2016年)以降、一番下の箱になりますけれども、計4回にわたりまして、民間団体、有識者、地方公共団体、関係省庁からのヒアリングを実施いたしました。

——————————————————–

次に「アダルトビデオへの出演強要の状況」について、昨年3月のヒューマンライツ・ナウの報告書と、また、ライトハウスやPAPSといった民間団体からヒアリングを行いましたので、それを基に記述しているところでございます。
アダルトビデオの出演強要の危険性としては、衆人環視のもとで性行為を強要される、身体的、精神的な被害を受ける、また、映像が繰り返し使用、流通されることによる2次被害に苦しみ続けるといったことがあるといった発表がございました。
また、被害者の状況としては、その下にございますけれども、若年層の女性が多いだとか、被害が顕在化しにくいといったことがございましたので、記述しております。
続きまして、Ⅲの「国民や若年層の意識」として、ただいま説明しましたインターネット調査昨日の当ブログを参照)、また、昨年10月に公表されました男女共同参画社会に関する世論調査といったものから、国民や若年層の意識につきまして、記載しております。

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これまでのヒアリングを踏まえまして「今後の課題」としましては、5つ書かせていただいておりますが、さらなる実態把握、取り締まり等の強化、教育・啓発の強化、相談体制の充実・強化、保護・自立支援の取組強化ということで「JKビジネス」の問題や、アダルトビデオへの出演強要の問題に限らず、若年層の支援のための課題を記載させていただいております。
そういった課題を踏まえまして、上の1つ目の丸になりますが、関係各府省庁は、さらなる実態把握を始めまして、各課題について検討を行って、着実に実施していただきたい。
また、2つ目の丸にございますが、速やかに取り組む必要があるもの、また、取り組むことができるものについては、相互に連携して、スピード感を持って対応すること。
3つ目の丸にございますが、さらなる実態把握、その他の各課題に係る施策の進捗状況を踏まえまして、必要な対策について検討する必要があり、当専門調査会でも、随時進捗状況のフォローアップを実施することとするといったことを書いております。

——————————————————–

<22~23ページ>
2017年2月8日 山田昌弘 委員(中央大学教授)

2点目は、私は男性なのですけれども、性的な情報に関しては、どうも男女で相当情報、知識の非対称性があるらしいということがわかりまして、私はジェンダー論という授業をやっていて、そこで家田荘子さんの『昼、介護職。夜、デリヘル嬢。』というものを取り上げて授業をしたのですけれども、その後者のデリヘルが何かということを知らない、どういうことかを知らない女子大学生、男性は全員知っていたのですけれども、それがどういうものかということを全く知らない女子学生も結構いましたので、多分男性、つまり、業者なりそういう人たちの情報、持っている知識と、被害に遭う女性の知識というものが相当非対称であるということをどう考えるのかというのは、考えていく必要があるかなと思っております。

——————————————————–

<23ページ>
2017年2月8日 辻村みよ子 会長(明治大学教授)

今の山田委員の知識の非対称のお話は、この「JKビジネス」もAVの話も、若年層の女性なので、その人たちをターゲットにした、また特別な取組が必要だという趣旨ですか。

2017年2月8日 山田昌弘 委員(中央大学教授)

こういう仕事があって、こういう内容なのだよという知識がないために、どういうことがなされているかがわからないまま、そういう仕事についてしまう可能性も指摘したということです。
アダルトビデオというものはどういうものであるかを知らないとか、そういう「JKビジネス」でこういうことが行われるということを知らないでついてしまう人もいるのではないかということでございます。

——————————————————–

はなしを性犯罪に関する刑事法検討会にもどします。
いま、同検討会において、刑法の性犯罪の規定を見直すかどうかの議論が進められています。
7月27日におこなわれた4回性犯罪に関する刑事法検討会で、法務省の岡田参事官は、
性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております。
とのべました。
AV出演強要も論議の対象になっているようです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

上述の4回性犯罪に関する刑事法検討会で、山本潤委員は、
アダルトビデオ出演強要は、人身取引も含めて非常に問題だと思っています
と発言しました。
刑法のなかにAV出演強要の規定が追加されることを切望します。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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香西咲さんたちのAV出演強要被害。一昨日の第6回性犯罪に関する刑事法検討会に上谷さくら委員が提出したAV出演強要に関する資料をみてみます

2日前(2020年9月24日)、法務省の6回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。
上谷さくら委員は、同検討会に、AV出演強要に関する資料を提出しました。
表題は以下のとおりです。

(参考。上谷さくら委員が第6回性犯罪に関する刑事法検討会に提出した資料)

若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~

「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(概要)

いずれも、内閣府が2017年(平成29年)に作成したものです。

(再掲。上谷さくら委員が提出した資料)
若年層を対象とした性的な暴力の現状と課題 ~いわゆる「JKビジネス」及びアダルトビデオ出演強要の問題について~

これは、内閣府の男女共同参画会議の専門調査会がAV出演強要の問題点をまとめたものです。
詳細につきましては、過日の当ブログ(2017年3月16日)をご覧ください。
——————————————————–

(再掲。上谷さくら委員が提出した資料)
「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(概要)

こちらはアンケートの調査結果です。
内閣府は国民に対してAV出演強要の実情を訊(たず)ねました。
報告書は概要版と詳細版からなります。

<概要版>
若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査報告書

<詳細版>
若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査報告書

この「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査報告書」について、毎日新聞はつぎのように報じています。

2017年2月9日 毎日新聞

アダルトビデオ(AV)への出演強要被害に関して内閣府が初めて行った実態調査で、「モデルにならないか」と勧誘されるなどした経験のある2575人のうち73人が、意に反して性的な行為などを撮影されていたことが分かった。
(2017年2月)8日の内閣府男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会」で報告された。

(再掲。毎日新聞)
(2017年2月)8日の内閣府男女共同参画会議『女性に対する暴力に関する専門調査会』で報告された

2017年2月8日におこなわれた女性に対する暴力に関する専門調査会の議事録をふりかえってみます。

(2017年2月8日 第86回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<11~13ページ>
2017年2月8日 馬場 内閣府 暴力対策推進室長

1枚おめくりいただきまして「『若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査』報告書(概要)」でございます。
本専門調査会でも現在御検討いただいているところでございますけれども、調査目的のところを御覧いただければと思いますが、モデルやアイドル等の勧誘を装いまして、それをきっかけに若年層の女性が性的な被害を受けるという問題が発生していることを踏まえ、現状把握の一つとして、内閣府男女共同参画局で、インターネット調査を実施いたしました。
調査項目としては、モデル・アイドル等の勧誘等の状況や、契約の状況、その中では性的な行為の撮影の要求等を受けたかどうかといったこと、また、そういった要求を受けたことについて相談をしたかといったことについて調査を行ったものでございます。調査時期は、昨年の12月にインターネット調査で行いました。
調査対象のところを御覧いただければと思いますが、中学生を除く15歳から39歳までの女性で、調査委託業者のモニタ会員をされている方を対象に実施しました。
調査方法としては、2段階行い、まず、事前調査では、モデルやアイドルの経験の有無等を聞き、「ある」と答えた方を対象に先ほど申し上げました調査項目につきまして、改めてサンプル数を設定して、2,575人に対して本調査を実施したというものでございます。
1枚おめくりいただきまして、左右のページを見ながら御覧いただければと思います。
まず「モデル・アイドル等の勧誘等の経験、対応等について」でございます。
1つ目の丸にございますけれども、モデルやアイドル等になりませんかという勧誘を受けたことがあると答えた人は、約4人に1人でございました。

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1枚おめくりいただきまして、続きまして「同意していない性的な行為等の撮影について」です。

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契約をした人のうち、契約時に聞いていない、あるいは同意していない性的な行為等の撮影を求められた経験がある方は約4人に1人、26.9%でございました。
右側の図を見ていただければと思います。その中の図になりますけれども、その中で、求められた行為を行った方は32.1%、約3人に1人の方がそういう行為を求められたときに行ったということでございました。

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1枚おめくりいただきまして、続きまして、そういった契約時等に聞いていない、同意していない性的な行為等を求められたことにつきまして、相談したことがありますかという質問に対し、その下の図2-3-1になりますけれども、約6割以上の方、65.7%が相談していないという状況でした。

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また、最後に5.でございます。

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問題の認知度ということで、これは最初の事前調査で実施したもので2万人の方を対象に、そういったモデル・アイドル等の勧誘を装って、性的な被害を受けたことがあるといった問題があることにつきまして「知っている」と答えた方は約4割でございました。10代の認知度が他の年代よりは低い状況でございました。
また、身近な人にそういった被害がありましたかと聞いたところ、聞いたことがあると答えた方は7.6%という状況でございました。
インターネット会社のモニタ会員を対象として行ったインターネット調査でございますが、若年層の未熟さなどにつけ込まれて、そういう性的な被害に遭っている状況がうかがえ、また、こうした問題は相談できていない状況にありますので、なかなか顕在化しにくい状況にあるということがうかがえたと考えており、内閣府としましても、関係省庁と連携して、広報・啓発などにしっかり取り組んでまいりたいと考えております。

——————————————————–

上述のとおり、上谷さくら委員は、一昨日(2020年9月24日)の6回性犯罪に関する刑事法検討会に、この資料(「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書【概要】)を提出しました。 

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

前々回の4回性犯罪に関する刑事法検討会で、法務省の岡田参事官はこうのべています。
性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております。
と。
はたして刑法のなかにAV出演強要に関する規定が新設されるのでしょうか。
今後の議論の行方に注目があつまります。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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香西咲さんたちを蹂躙したAV業界。昨日、第6回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。上谷さくら委員がAV出演強要に関する資料を提出しました

本日もひきつづき、法務省の性犯罪に関する刑事法検討会についてみていきます。

(参考。当ブログ)
<性犯罪に関する刑事法検討会に関して>

2020年4月2日(性犯罪に関する刑事法検討会が発足)
2020年4月3日(被害者の山本潤さんが委員に選ばれる)
2020年4月4日(森まさこ法務大臣が山本潤さんに言及)
2020年4月8日(「暴行・脅迫」要件と不同意性交罪に関する井田良座長の考え)
2020年7月28日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会でしめされた叩き台の原案)
2020年8月12日(自民党の「性犯罪・性暴力対策の抜本的強化を求める緊急提言」)
2020年9月14日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会で、AV出演強要に関する意見が)
2020年9月22日(第5回性犯罪に関する刑事法検討会で、叩き台が確定)
2020年9月23日(叩き台のなかにAV出演強要問題が盛り込まれたような気が)
2020年9月24日(森まさこ前法務大臣が、AV出演強要に言及した山本潤委員を選任した経緯)

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性犯罪に関する刑事法検討会は、刑法の性犯罪の規定の見直しを論議するために設置されました。
まずは同検討会の昨今のうごきを確認します。

2020年7月27日
4回性犯罪に関する刑事法検討会

議事次第
議事録
資料
論点整理(案)(※叩き台の原案)

4回性犯罪に関する刑事法検討会で、論点整理(案)がしめされました。
論点整理(案)というのは、叩き台の原案です。
同案のなかから撮影に関する部分を抜粋します。

(2020年7月27日 論点整理(案)より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年7月27日 論点整理(案)

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方

〇他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為を処罰する規定を設けるべきか。

この叩き台の原案に対して、山本潤委員が意見をのべました。
発言の内容は以下のとおりです。

(2020年7月27日 第4回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

2020年7月27日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についてなのですけれども、やはり、私も、アダルトビデオ出演強要は、人身取引も含めて非常に問題だと思っています。
アダルトビデオ出演強要は契約の問題というふうにも言われ、非常に難しいところはあるのですけれども、自分の性的な姿態が録画され、それを後から取り消すことができないということの問題や、また、だまされたり、脆弱な立場に乗じるなど、その他の強制力によって、性的な行為を撮影・録画された映像が拡大していくという問題について、「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」に、ぜひ含めていただければと思っています。

この日、山本潤委員よりも前にAV出演強要に言及したのは、齋藤梓委員です。
齋藤梓委員による
『性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方』についてです。アダルトビデオ出演の強要でありますとか、盗撮だけではなく、同意なく撮影する行為も幅広く含まれるのかという点が一つです
との質問に対して、法務省の参事官はつぎのように答えました。

2020年7月27日 岡田参事官(法務省)

性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております。

——————————————————–

1か月後(2020年8月27日)、5回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。

2020年8月27日
5回性犯罪に関する刑事法検討会

議事次第
議事録(※準備中
資料
検討すべき論点(※叩き台)

上述の山本潤委員の意見をうけて、叩き台の原案(論点整理【案】)に記されていた文言が修正されました。

(2020年8月27日 第5回性犯罪に関する刑事法検討会「検討すべき論点」より、引用。)

2020年8月27日 検討すべき論点

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方

〇他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

あたらしい文章(検討すべき論点)のなかに、
や画像を流通させる行為
が追加されました。
流通
というのは、AV業界の所行を指しているものと思われます。

昨日(2020年9月24日)、6回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。

2020年9月24日
6回性犯罪に関する刑事法検討会

議事次第
議事録(※準備中
資料
「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(概要)(内閣府公表資料)(※上谷さくら委員提出資料)

上述のとおり、上谷さくら委員は、昨日の同検討会に、
「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」報告書(概要)(内閣府公表資料)
という資料を提出しました。
これは平成29年(2017年)2月に内閣府が公開した報告書です。

<概要版>
若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査報告書

<詳細版>
若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査報告書

当該報告書は当時、各マスコミによっておおきくとりあげられました。
毎日新聞の記事を参照します。

(2017年2月9日 毎日新聞「AV出演強要『望まぬ性的撮影』73人 『モデルに』と勧誘 内閣府2575人調査」より、引用。改行を施しています。)

2017年2月9日 毎日新聞

アダルトビデオ(AV)への出演強要被害に関して内閣府が初めて行った実態調査で、「モデルにならないか」と勧誘されるなどした経験のある2575人のうち73人が、意に反して性的な行為などを撮影されていたことが分かった。
8日の内閣府男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会」で報告された。

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(再掲。2020年7月27日。岡田参事官【法務省】)
性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

とりあえずは、現在準備中の、第5回と第6回の性犯罪に関する刑事法検討会の議事録を読みたいです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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AV出演強要。山本潤さんを性犯罪に関する刑事法検討会の委員に選任した森まさこ前法務大臣に敬意を表します。香西咲さんたちが快哉を叫ぶ刑法改正となってほしいです

法務省は3月31日に、性犯罪に関する刑事法検討会を発足させました。
以降、同検討会は、刑法の性犯罪の規定の見直しについて会議を重ねます。
詳細につきましては過日の当ブログをご覧ください。

(参考。当ブログ)
<性犯罪に関する刑事法検討会に関して>

2020年4月2日(性犯罪に関する刑事法検討会が発足)
2020年4月3日(被害者の山本潤さんが委員に選ばれる)
2020年4月4日(森まさこ法務大臣が山本潤さんに言及)
2020年4月8日(「暴行・脅迫」要件と不同意性交罪に関する井田良座長の考え)
2020年7月28日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会でしめされた叩き台の原案)
2020年8月12日(自民党の「性犯罪・性暴力対策の抜本的強化を求める緊急提言」)
2020年9月14日(第4回性犯罪に関する刑事法検討会で、AV出演強要に関する意見が)
2020年9月22日(第5回性犯罪に関する刑事法検討会で、叩き台が確定)
2020年9月23日(叩き台のなかにAV出演強要問題が加わったような気が)

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上述の性犯罪に関する刑事法検討会を立ち上げたのは、森まさこ法務大臣です。
森まさこ法務大臣が1回性犯罪に関する刑事法検討会でのべた挨拶をみてみます。

(2020年6月4日 第1回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

2020年6月4日 森まさこ 法務大臣
<一部分を抜粋>

法務省にペーパーを作っていただいたのですが、今日はちょっと自分の言葉でお話をさせていただきたいと思います。
女性(の委員が)が7割います。この検討会でございます。
そして、被害者団体の方(一般社団法人Spring代表理事の山本潤さん)が初めて入った検討会です。
これには思いがあります。この性犯罪に関しては、私は就任前から強い関心を持っておりました。
ですので、法務省のワーキンググループはそれまでも続いておりましたが、就任後、私の下に私的勉強会を立ち上げて、大臣室で毎週1回、頻繁に、被害者本人の方を中心に勉強を重ねてまいりました。
そこには、毎回、性犯罪に関わってくる弁護士の方、そして、女性医師の方、研究者の方、海外法制に詳しい方をお呼びして勉強を重ね、私自身もこの問題に関する知見を深めてまいりました。
そして、法務省のワーキンググループからの詳しい報告を頂きながら、私自身の判断で法務省の担当者を海外に調査に派遣をするよう指示いたしました。
3月末には法務省のワーキンググループを取りまとめて本検討会(性犯罪に関する刑事法検討会)を設置しました。

——————————————————–

被害者団体の方(一般社団法人Spring代表理事の山本潤さん)も入りました。
多くの被害者に寄り添った皆様方の現場の御意見を頂いて、議論を進めていただきたいと思います。
その上で、私の思いは、一言で言うならスピードアップです。
これまで性犯罪に関する我が国の政策は、諸外国に比べても決して胸を張れるものではございませんでした。
後れを取ってまいりました。
今この瞬間もあらゆる場所で、あるいは家庭で、学校で、職場で、本来なら安心していられる場所で、安心していられる相手から、魂の殺人とも言われる性被害を受けている方がこの瞬間もいらっしゃると思うと、本当に胸が詰まる思いです。
その方々が、この国には訴える手段もない、泣き寝入りをせざるを得ないと思っていると思いますと、これもまたつらい気持ちです。
ですので、この検討会において私がお願いしたいのは、スピードアップです。
論点はたくさんございまして、3年前から積み残しの課題がたくさんあります。

——————————————————–

ご覧のとおり、山本潤さんを委員に選んだのは、森まさこ文部大臣です。
定例の記者会見でもそう語っています。

(参考。当ブログ)
2020年4月4日(森まさこ法務大臣が山本潤さんに言及)

(2020年3月31日「法務大臣閣議後記者会見の概要」より、引用。)

<一部分を抜粋>
2020年3月31日 記者
『性犯罪に関する刑事法検討会』の構成員に、性犯罪被害当事者である山本潤委員が選ばれていますが、山本委員が構成員に選ばれた理由についてお聞かせください

2020年3月31日 森まさこ 法務大臣

山本潤委員には、性犯罪被害の当事者の代表として、委員に入っていただきました。

性犯罪に係る事案の実態に即した対処を行うための刑事法の在り方についての検討に当たっては、性犯罪の被害当事者の御経験も踏まえることが必要であり、また山本委員がこれまで被害者支援に携わって、様々な性犯罪被害の実態についての見識をお持ちであることから、その御意見を伺うことが重要であると考えました。

前回の検討会等には、被害者の方が委員に入っておらず、検討会でヒアリングを行うのみでありましたが、今回は委員に入っていただき、毎回出席をしていただくこととしました。

また、山本委員は、私の大臣室直轄の勉強会のメンバーでもあるところ、その中で多数回議論をする中で、御自分の被害体験だけではなく、本当に多くの方の被害体験を知見として積み重ねていらっしゃる、そして冷静に法改正についても議論できる方とお見受けして、委員になっていただいたところです。

——————————————————–

山本潤委員は、第4回性犯罪に関する刑事法検討会で、AV出演強要に言及しました。

(2020年7月27日 第4回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

2020年7月27日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についてなのですけれども、やはり、私も、アダルトビデオ出演強要は、人身取引も含めて非常に問題だと思っています。
アダルトビデオ出演強要は契約の問題というふうにも言われ、非常に難しいところはあるのですけれども、自分の性的な姿態が録画され、それを後から取り消すことができないということの問題や、また、だまされたり、脆弱な立場に乗じるなど、その他の強制力によって、性的な行為を撮影・録画された映像が拡大していくという問題について、「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」に、ぜひ含めていただければと思っています。

——————————————————–

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」につきましては、叩き台の原案(論点整理(案))で、
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為を処罰する規定を設けるべきか
と記されていました。
法務省は、山本潤委員の発言をうけて、文言を変えました。
字句を追加しました。
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか
と。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(再掲。森まさこ法務大臣)
山本委員は、私の大臣室直轄の勉強会のメンバーでもあるところ、その中で多数回議論をする中で、御自分の被害体験だけではなく、本当に多くの方の被害体験を知見として積み重ねていらっしゃる

山本潤さんを委員に選出した森まさこ法務大臣の慧眼(「物事をよく見抜くすぐれた眼力」)に敬意を表します。

(再掲。検討すべき論点
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

刑法のなかにAV出演強要に関する規定が盛り込まれることを期待しています。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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刑事法検討会の「性的姿態の撮影行為に対する処罰」。検討対象にAV出演強要が追加されたような気が。香西咲さんたち被害者が納得する刑法改正となってほしいものです

昨日のブログで、法務省が設置した性犯罪に関する刑事法検討会についてふれました。
同検討会はいま、刑法の性犯罪に関する規定の見直しを検討しています。
第4回目の検討会では、AV出演強要に関する要望も出ました。
議事録のなかから一部分を抜粋します。

(2020年7月27日 第4回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<12~14ページ>

2020年7月27日 齋藤梓 委員(臨床心理士)

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についてです。
アダルトビデオ出演の強要でありますとか、盗撮だけではなく、同意なく撮影する行為も幅広く含まれるのかという点が一つです。

2020年7月27日 岡田参事官(法務省)

性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております。
その際に、同意なく撮影をされるということについての被害がどういうものであるかですとか、何を処罰しようとするのかという観点からも、御議論を頂ければと思っております。

2020年7月27日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についてなのですけれども、やはり、私も、アダルトビデオ出演強要は、人身取引も含めて非常に問題だと思っています。
アダルトビデオ出演強要は契約の問題というふうにも言われ、非常に難しいところはあるのですけれども、自分の性的な姿態が録画され、それを後から取り消すことができないということの問題や、また、だまされたり、脆弱な立場に乗じるなど、その他の強制力によって、性的な行為を撮影・録画された映像が拡大していくという問題について、「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」に、ぜひ含めていただければと思っています。

性犯罪に関する刑事法検討会は、刑法の性犯罪の規定の見直しを論議するために設置されました。
論議を進めるためには、叩き台が必要です。
同検討会の事務局は、いきなり叩き台を提示するのではなく、まずは叩き台の原案を委員にしめしました。
この叩き台の原案の名称は、「論点整理(案)」です。
上述の議事録の別の頁をみてみます。

(2020年7月27日 第4回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<1ページ>
2020年7月27日 岡田参事官(法務省)

この「論点整理(案)」は、座長の御指示により、本検討会で検討すべきと考えられる論点を整理したものです。
この「論点整理(案)」の作成に当たっては、委員の皆様から第1回会合前に書面で御提出いただいた御意見、第1回会合で述べられた御意見、第2回・第3回会合でヒアリング出席者及び委員の皆様から述べられた御意見を精査いたしまして、その中から本検討会で検討すべき事項として指摘されたものを抽出した上で整理いたしました。

この「論点整理(案)」のなかに書かれているのが、上述の
性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
です。
関係する部分を抜粋します。

(2020年7月27日 第4回性犯罪に関する刑事法検討会「論点整理(案)」より、引用。)

2020年7月27日 論点整理(案)

第1 刑事実体法について

8 性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方
○ 他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為を処罰する規定を設けるべきか
○ 撮影された性的な姿態の画像の没収(剥奪)を可能にする特別規定を設けるべきか

この記述に対して、上述のとおり齋藤梓委員が、AV出演強要との関連で訊(たず)ねました。

(再掲)
2020年7月27日 齋藤梓 委員(臨床心理士)

性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についてです。
アダルトビデオ出演の強要でありますとか、盗撮だけではなく、同意なく撮影する行為も幅広く含まれるのかという点が一つです。

この問いに対して、事務局(法務省)が以下の答弁をしました。

(再掲)
2020年7月27日 岡田参事官(法務省)

性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております。
その際に、同意なく撮影をされるということについての被害がどういうものであるかですとか、何を処罰しようとするのかという観点からも、御議論を頂ければと思っております。

事務局の答弁に対して、山本潤委員が意見をのべました。

(再掲)
2020年7月27日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)

「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についてなのですけれども、やはり、私も、アダルトビデオ出演強要は、人身取引も含めて非常に問題だと思っています。
アダルトビデオ出演強要は契約の問題というふうにも言われ、非常に難しいところはあるのですけれども、自分の性的な姿態が録画され、それを後から取り消すことができないということの問題や、また、だまされたり、脆弱な立場に乗じるなど、その他の強制力によって、性的な行為を撮影・録画された映像が拡大していくという問題について、『性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方』に、ぜひ含めていただければと思っています。

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性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」以外にも、「論点整理(案)」に対して種々の意見が出されました。
最後、井田良座長は、つぎのように集約しました。

<21ページ>
2020年7月27日 井田良 座長(中央大学教授)

本日、委員の皆様からは、この「論点整理(案)」について様々な御意見を頂きました。
そこで、今日頂いた御意見を踏まえて、この「論点整理(案)」の修正を検討してまいりたいと思います。
具体的な修正の内容につきましては、私が責任を持ちまして、事務当局に協力してもらって修正案を作成し、次回までに皆様にお示ししたいと考えています。

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また、議論の進め方につきましても、頂いた御意見を踏まえて検討し、併せて案をお示ししたいと考えています。

先月の末(2020年8月27日)に、第5回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。
この席で、修正された叩き台(検討すべき論点)が提示されました。
性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」につきましても、加筆や字句の置き換えがされています。
叩き台の原案(論点整理【案】)と叩き台(検討すべき論点)を対照します。

旧(論点整理【案】
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為を処罰する規定を設けるべきか
  
新(検討すべき論点
他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

旧(論点整理【案】
撮影された性的な姿態の画像の没収(消去)を可能にする特別規定を設けるべきか
  
新(検討すべき論点
撮影された性的な姿態の画像の没収(剥奪)を可能にする特別規定を設けるべきか

もう一度、確認します。
注目すべきは以下の部分です。

(再掲)

(旧)「他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為を処罰する規定を設けるべきか
(新)「他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか

ご覧のとおり、あらたに、
画像を流通させる行為
が追加されました。
流通」(=商品が生産者から消費者に渡ること
というのは、AV業界の所行を指しているような気がします。

(再掲。第4回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」
2020年7月27日 岡田参事官(法務省)

性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

今後の性犯罪に関する刑事法検討会で、AV出演強要に関する論議は深まるのでしょうか。
AV出演強要が刑法の規定のなかに盛り込まれることを期待しております。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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香西咲さんたちのAV出演強要被害。先日の第5回性犯罪に関する刑事法検討会で論点が確定しました。性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方についても注目があつまります

刑法の性犯罪に関する規定の見直しを検討するため、法務省内に性犯罪に関する刑事法検討会が設置されています。
議論をおこなうためには「叩き台」が必要です。
前回(第4回)の性犯罪に関する刑事法検討会で、「たたき台」の原案論点整理【案】)がしめされました。
詳細につきましては、過日の当ブログをご覧ください。

(参考。当ブログ)
2020年7月28日

まずは、「たたき台」の原案である論点整理(案)の位置付けを確認します。
前回(第4回)の同検討会の議事録を参照します。

(2020年7月27日 第4回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<1ページ>
2020年7月27日 岡田参事官(法務省)

この「論点整理(案)」は、座長の御指示により、本検討会で検討すべきと考えられる論点を整理したものです。
この「論点整理(案)」の作成に当たっては、委員の皆様から第1回会合前に書面で御提出いただいた御意見、第1回会合で述べられた御意見、第2回・第3回会合でヒアリング出席者及び委員の皆様から述べられた御意見を精査いたしまして、その中から本検討会で検討すべき事項として指摘されたものを抽出した上で整理いたしました。
もとより、これは、飽くまでたたき台として作成したものであり、議論を方向付けたり、議論の対象を限定する趣旨のものではありません。

<21ページ>
2020年7月27日 井田良 座長(中央大学教授)

本日、委員の皆様からは、この「論点整理(案)」について様々な御意見を頂きました。
そこで、今日頂いた御意見を踏まえて、この「論点整理(案)」の修正を検討してまいりたいと思います。
具体的な修正の内容につきましては、私が責任を持ちまして、事務当局に協力してもらって修正案を作成し、次回までに皆様にお示ししたいと考えています。

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また、議論の進め方につきましても、頂いた御意見を踏まえて検討し、併せて案をお示ししたいと考えています。
次回の会合では、修正後の「論点整理(案)」を皆様にお諮りして、御異論がなければ論点を確定し、そして、引き続いて具体的な論点の検討に入りたいと思います。

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2020年7月27日 岡田参事官(法務省)

第5回会合は、8月27日木曜日午後1時30分から開催を予定しております。

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上述のとおり、26日前(2020年8月27日)に5回性犯罪に関する刑事法検討会が開催されました。

(再掲。井田良 座長)
次回(2020年8月27日)の会合では、修正後の「論点整理(案)」を皆様にお諮りして、御異論がなければ論点を確定し、そして、引き続いて具体的な論点の検討に入りたい

5回性犯罪に関する刑事法検討会で、論点整理(案)を修正した叩き台が公表され、承認されました。
論点が確定しました。
確定した論点は以下のとおりです。

(2020年8月27日 第5回性犯罪に関する刑事法検討会「検討すべき論点」より、引用。)

2020年8月27日 検討すべき論点
<全文>

第1 刑事実体法について
1 現行法の運用の実情と課題(総論的事項)
○ 現行法がどのように運用されているか、処罰すべき行為が適切に処罰されない事態が生じているか

2 暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能の要件の在り方

○ 強制性交等罪の暴行・脅迫の要件、準強制性交等罪の心神喪失・抗拒不能の要件を撤廃し、被害者が性交等に同意していないことを構成要件とすべきか
○ 強制性交等罪の暴行・脅迫の要件、準強制性交等罪の心神喪失・抗拒不能の要件について、判例上必要とされる「被害者の抗拒を著しく困難にさせる程度」を緩和した要件とすべきか
○ 強制性交等罪や準強制性交等罪の構成要件として、暴行・脅迫や心神喪失・抗拒不能に加えて、又はこれらに代えて、その手段や状態を明確化して列挙すべきか
○ 被害者が性交等に同意していないことについて、一定の行為や状態が認められる場合に被告人側に立証責任を転換し、又はその要件の充足を推定する規定を設けるべきか
○ 行為者が、被害者が性交等に同意していないことの認識を有しない場合にどのように対処すべきか

3 地位・関係性を利用した犯罪類型の在り方
○ 被害者が一定の年齢未満である場合に、その者を「現に監護する者」には該当しないものの、被害者に対して一定の影響力を有する者が性的行為をしたときは、被害者の同意の有無を問わず、監護者性交等罪と同様に処罰する類型を創設すべきか

○ 被害者の年齢を問わず、行為者が被害者の脆弱性、被害者との地位の優劣・関係性などを利用して行った行為について、当罰性が認められる場合を類型化し、新たな罪を創設すべきか

○ 同一被害者に対して継続的に性的行為がなされた場合において、個々の行為の具体的な日時・場所を特定しなくても、個々の行為を包括する一連の事実について1個の犯罪の成立を認めることができるような罪を創設すべきか
○ 一定の年齢未満の者に対し、性的行為や児童ポルノの対象とすることを目的として行われるいわゆるグルーミング行為を処罰する規定を創設すべきか

4 いわゆる性交同意年齢の在り方
○ 暴行・脅迫や被害者の同意の有無を問わず強制性交等罪が成立する年齢を引き上げるべきか

5 強制性交等の罪の対象となる行為の範囲
○ 強制性交等の罪の対象となる行為に、身体の一部や物を被害者の膣・肛門・口腔内に挿入する行為を含めるべきか

6 法定刑の在り方
○ 2名以上の者が現場において共同した場合について加重類型を設けるべきか
○ 被害者が一定の年齢未満の者である場合について加重類型を設けるべきか
○ 強制性交等罪の法定刑(5年以上の有期懲役)の下限を引き下げるべきか

7 配偶者間等の性的行為に対する処罰規定の在り方
○ 配偶者、内縁などの関係にある者の間でも強制性交等罪や準強制性交等罪が成立することを明示する規定を設けるべきか

8 性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方

○ 他人の性的な姿態を同意なく撮影する行為や画像を流通させる行為を処罰する規定を設けるべきか
○ 撮影された性的な姿態の画像の没収(消去)を可能にする特別規定を設けるべきか

第2 刑事手続法について

1 公訴時効の在り方

○ 強制性交等の罪について、公訴時効を撤廃し、又はその期間を延長すべきか

○ 一定の年齢未満の者を被害者とする強制性交等の罪について、公訴時効期間を延長することとし、又は一定の期間は公訴時効が進行しないこととすべきか

2 起訴状等における被害者等の氏名の取扱いの在り方
○ 起訴状等の送達等によって、被害者の氏名などの被害者特定事項が被告人に知られることがないようにする仕組みを設けるべきか

3 いわゆるレイプシールドの在り方
○ 被害者の性的な経験や傾向に関する証拠を公判に顕出することを原則として禁止することとすべきか

4 司法面接的手法による聴取結果の証拠法上の取扱いの在り方
○ 司法面接的手法による聴取結果を記録した録音・録画記録媒体について、特別に証拠能力を認める規定を設けるべきか

※ 以上の論点については、わいせつ行為に係る罪についても問題となる。
——————————————————–

今後、上述の検討すべき論点(叩き台)に沿って論議が進められます。
はたしてどのような結論が導かれるのでしょうか。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

性犯罪に関する刑事法検討会では、AV出演強要に関する意見も出ています。(2020年9月14日の当ブログ

(2020年7月27日 第4回性犯罪に関する刑事法検討会「議事録」より、引用。)

<12~14ページ>
2020年7月27日 齋藤梓 委員(臨床心理士)
『性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方』についてです。アダルトビデオ出演の強要でありますとか、盗撮だけではなく、同意なく撮影する行為も幅広く含まれるのかという点が一つです

2020年7月27日 岡田参事官(法務省)
それから、性的姿態の撮影行為に関して、アダルトビデオの出演の強要のような場合についても含まれるのかという観点の御質問ですけれども、どのようなものを処罰の対象とすべきかというところから、この検討会で御議論いただくべきものと考えております。その際に、同意なく撮影をされるということについての被害がどういうものであるかですとか、何を処罰しようとするのかという観点からも、御議論を頂ければと思っております

2020年7月27日 山本潤 委員(一般社団法人Spring代表理事)
『性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方』についてなのですけれども、やはり、私も、アダルトビデオ出演強要は、人身取引も含めて非常に問題だと思っています
アダルトビデオ出演強要は契約の問題というふうにも言われ、非常に難しいところはあるのですけれども、自分の性的な姿態が録画され、それを後から取り消すことができないということの問題や、また、だまされたり、脆弱な立場に乗じるなど、その他の強制力によって、性的な行為を撮影・録画された映像が拡大していくという問題について、『性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方』に、ぜひ含めていただければと思っています

「暴行・脅迫」や「心神喪失・抗拒不能」の要件の撤廃だけではなく、「性的姿態の撮影行為に対する処罰規定の在り方」についても注目があつまります。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
2018年11月1日
昨日から久しぶりの体調不良 あの頃の感覚をハッキリ思い出した。よくこんなストレスに何年も耐えてたなぁ。一般人に戻った私にはあの頃の気力も体力も残ってない。
2018年11月1日
まぁあの頃は常に死と比較して生きてきたから尋常ではなかったのだろうな。『死ぬくらいならAV出よう』『行先無くなったら人生止めればいいや』何をするにもこれが念頭にありました。そりゃAV出来た訳だわ。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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